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編集する力

今日は編集する力についてお話をしたいと思います。
ここで言う編集というのは、例えば文章とか動画とかそういうことではなくて、業界の中を編集するということについて具体的にお話をしていきたいと思います。

先日業界の中のコミュニティメンバーのとある方と話をしていて、その方が話されてたのが、「とにかくこの業界、いろんな人がいろんなことやってるけども、ただただみんな頭取りたがってるだけ」「例えばなんとか協会っていうのも他から見たら同じような、似たような活動やってるのに、結局みんな自分で頭取りたがって、いろんな協会をボコボコ立ち上げてる、そんなの意味ねえ」とw。「だから俺は今それをまとめようとしている」って話をしてたんです。で、実はすごく共感したし協会ビジネスでなかったとしても結局みんな同じようなことをやりたがってて、だったら目的が同じなら一緒にやればいいじゃんって思うけども、でもやっぱりそうではなく、自分がやりたがるんですよね。それが悪いとはもちろん思わないですよ。悪いとは思わないんですけど、今この時代に照らし合わせて考えるともうほぼ間違いなく日本の人口が減っていく、市場が縮小していくっていうのが明らかな時代で、しかもこれだけ1億総発信時代と言われてる時代で、みんな同じようなことやって地域が違うからOKっていうことではないと思います。それで成り立つものもあるでしょうけど、なんかみんな同じようなことやってみんな同じような発信して、結局自分で頭取りたがってなんかこのままでいいのかなっていう危惧は僕もずっと感じてたんです。

で、先日話したその方もまったく同じことを言ってて、だから今まとめようとしてたと。僕もなんか多分活動のアプローチは違えど同じようなことをしてるんかなと思ってます。例えばコミュニティ作るっていうのもそうですし、あとはHANAMUKE for bizっていうサービスを通じて、フラワーギフトの一つの新しい選択肢を作ろうとしてるわけですが、それだって今まで各々の花屋さんがやってなかったわけではないんです。既にあるカタチなんです。でも自分たちからこういうサービスありますっていう発信をしてないんですね。お客様に言われたらやるぐらいのスタンス。だったらみんなで一緒になってこういった選択肢を作っていこう!ということをプラットフォームサービスを通じて展開しているんですが、ベースにある考え方はやっぱりそういうことです。「みんなで一緒にやっていこうよ」っていう。「目的一緒じゃん!」っていう、そういったところは結構ずっと感じてます。だから一人でできるからこそ早くできることはもちろんあると思いますが、遠くに行くならみんなでやろうよって。なんですが「遠くに行くのに一人でやりたがる」っていうこの現象が起きている気がしてならないですね。ここが多分言葉自体は皆さんわかってるんだけど結局行動がそこに伴っていないというか、摩擦を起こしているような状態なんじゃないかなという気がしています。

僕はみんなでやろうとしてるから結構動きが遅いです汗。結果が即出ないというのもこういうところだろうなとは感じています。だから経営的には即結果が出るものも持ってなきゃいけないと思って、その辺は自分が下手くそだなと思ってますが、今日の本題に強引に戻すと・・本当に編集する力っていうのは川原卓巳さん(世界一のプロデューサー)の言葉を借りると、これはこれこそまさにプロデューサーなんだと思います。
愛情を持って理解して、その上でどんなビジネスモデルを作れるかっていうこの掛け算がプロデュース力とおっしゃってます。愛情を持って理解して接したとしても、その後のビジネスモデルがきちっとなされてなければただまとまってるだけで何も意味がない。ちゃんとビジネスモデルにしていかなきゃいけない。そこまで合わせてプロデュース力だから、今日でいう「編集力」という言葉も先日の話だと全く同じことと捉えています。まとめるのはいいけどまとめてどうしたいのかっていうところまでちゃんと設計していかないと意味がない。
それと人生において自分がやりたいことをやるっていうのは、その人の願望であればそれはそれなんですが、結局この業界小規模プレイヤーが多いので、だからこそみんなでやりたいじゃないですか!っていう考え方を持つ人がそもそも稀なんだろうなと改めて思いましたが、同じような考えを持っている人がいたことが嬉しかった。

現在この花卉園芸業界の中だと、僕は結構異質な存在になっているような気もしますけど、なかなか結果が出ないのもまず受け入れてもらうまでに時間かかるからという側面もあります。まあその辺は我慢比べ&資金との勝負です。
ただ、こうして音声配信も含めSNSの発信も含めいろんなところで発信をしていかないとその思いは伝わらないので、この記事を読んでくださる方は、「こういう人もいるんだな」とご理解いただけると嬉しいですし、応援してもらえると更に嬉しいです。ということでちょっとまとまりのない話で失礼しましたが、編集力というお話をさせていただきました。

それでは今日も元気にがんばローズ🌹


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