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314th_暑さの相対的比較 | 夏場にトレーニングするメリット

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  このブログは、
  「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
  ジャーニランという200~500kmを走る
  というクレイジーなレースにおいて、
  その最高峰を目指すとある男の実録である。

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■ 今朝、朝5時から12km走ってきました。昨日は朝10時から7.2km走ったのですが、明らかに朝5時のほうが走りやすいように感じます。
当たり前と言えば、当たり前ですよね。


ですが、この当たり前の比較ができるのは、"朝10時の暑さを経験したからこそ"だと思います。
し、この暑さを経験するのが、「夏にトレーニングをするメリット」と言えます。


一度でも夏場の午前10時の暑さのなか、トレーニングをしてみてください。
一度でも体験すれば、「あの暑さはない、、、、」と思います。
午前10時の暑さは殺人的で、息の上がり方が尋常ではなく、汗も走っているときに何度も拭うような状況です。ほんの小さな木陰でもあればぜひとも休みたいです。ついでに言うと、家に帰ってからも冷水のシャワーも熱った体にちょうどいいくらいです。


これを一度経験したあと、午前5時の暑さを経験すると、
ほとんどの人は「午前5時のほうがマシ!」と思います。
早朝の快適さに感激すら覚えるぐらいです。
そのあと、たいがいの人はどういう行動するかというと、
「真っ昼間ではなく、早起きして走ろう」というふうになるはずです。

午前10時の暑さという基準ができれば、それよりもマシな午前5時のほうを「 快 」として選ぼうとするのです。これを相対的比較というそうです。


■ 夏場午前5時に走ることを継続していると、もう一つメリットがあります。
それは、秋以降、同じ午前5時でも各段に涼しく感じることです。
そう、これまた夏場の午前5時の暑さと相対的に比較し、秋の午前5時の暑さ、ひいて冬の午前5時の暑さを相対的に涼しく感じ、つまり快に感じるようになります。

運動のパフォーマンスは、メンタルによって大きく左右されます。
暑さに慣れることは、それよりも暑い時間帯の運動を経験することによって、同じ気温でもマシな暑さを「快」と思い込み、よりパフォーマンスを発揮できるようになるのです。


■ ちなみに午前10時の気温が34℃ 午前5時の気温が28℃
僕の運動のパフォーマンスとしては、
午前10時は7.2km 平均ペース5:19/km 
有酸素持久力ゾーン13% 有酸素パワーゾーン19% 乳酸性閾値ゾーン28% 無酸素持久力ゾーン35%
午前5時は11.9km 平均ペース5:36/km 
有酸素持久力ゾーン94% 有酸素パワーゾーン5% 乳酸性閾値ゾーン0% 無酸素持久力ゾーン0%

数値で比較するとわかりやすいですが、大してペースに変わりがないにも関わらず、乳酸性閾値や無酸素持久力に大きな違いが出ています。
乳酸は筋肉を消費して走っていることを表し、無酸素は呼吸がまともにできていない状況、とみることができます。
つまり、暑さで汗をかくことに全身の筋肉が優先的に使われて、走るときに使う本来の筋肉では足りなくなり、乳酸を消費したり、筋肉によって運ばれる酸素が不足するという事態になると思われます。
細かいことは専門家に譲りますが、
暑さの影響はただ単に体感的に暑いというだけでなく、暑さによってかく汗によって身体的にさまざまな負の影響を及ぼすのです。


今日もお読みいただき、ありがとうございました!


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【ランニング/マラソン初心者🔰】何から始める?|膝の痛み|走り方

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