『101回目のコロ騒ぎ』  第十話 最終決戦

パイパニック号は地中海に到着し、
レーダーに引っ掛からないように慎重に航行し、
バズーカン島沖に接岸した。

魔王サンザンクロースとの最終決戦の舞台となる
フライパン山に向けて、ピアノ担当のスターシャと
テツオと愉快な仲間たちを乗せた“鋼鉄ジーグ製”の
水陸両用車が動き出した。

テツオたちを乗せた水陸両用車は魔宮につながる
地下洞窟を進んでいく。

-エイリアンが現れた-
“先制攻撃のチャンス”
テツオは“カメナメ波”を放った。
 エイリアンは15000ダメージを受けた。
トンシロウの『ざんてつ拳』がさく裂!!
 エイリアンは25000ダメージを受け、消滅した。
-勇者テツオたちは、エイリアンとの戦いに勝った-
50000チットコインを手にした(サムの銭投げ用に保管)。


さらに魔宮を目指して地下通路を進んでいくと、
ついに魔宮の扉にたどり着いた。
 しかし、その扉は“吸血鬼ドアキュア”に警護されていた。

リツコが“くの一忍法帖”『魅惑のダンス』を踊る。
続いてサムが『エロキギター』で魅惑の世界に誘う。
 ドアキュアは、リツコの妖艶なダンスにメロメロになった。
そこへ、リツコの“ハニーフラッシュ”によって
まばゆい妖艶な光がドアキュアを襲った。
 光が苦手なドアキュアは、天にも昇る快感に溺れながら逝った。
-勇者テツオたちは、ドアキュアとの戦いに勝った-
55500チットコインを手にした(サムの銭投げ用に保管)。

ついにテツオたちを乗せた水陸両用車が魔宮へと進んでいく。
そこに、右大臣ロクデモナーイフェリーが現れた。

-ロクデモナーイフェリーは油断してる-
サムが“困惑コンニャク”を投げた。
リツコが“くの一忍法帖”『魅惑のダンス』を踊る。
 -変態ロクデモナーイフェリーがダンスの虜になる-
無防備になったロクデモナーイフェリーに容赦ない攻撃を仕掛ける。
テツオが『カメナメ波』を浴びせる
トンシロウが『邪王黒龍波動拳』と『ざんてつ拳』の連続攻撃。
サムの『銭投げ』も急所をとらえた(チーン!!!)
 -ロクデモナーイフェリーは悶絶しながら逝った-
-勇者テツオたちは、ロクデモナーイフェリーとの戦いに勝った-
66600チットコインを手にした(サムの銭投げ用に保管)。

さらに玉座へと進んでいくテツオたちの前に
左大臣ムダナコドーモが現れた。
ムダナコドーモは、いきなり襲いかかってきた。
 コドーモ銀行拳スイトリ攻撃!
 テツオが両手をかざし、なんとか防いだ。
  必殺技を防がれて慌てるムダナコドーモ・・・
サムが“困惑コンニャク”を投げた。
 慌ててるムダナコドーモはさらに混乱した。
リツコの“ハニーフラッシュ”がさく裂!!
 ムダナコドーモは目が見えなくなった。
その間にテツオは元気玉をつくる「オラに元気をくれ」
その元気玉がムダナコドーモに襲いかかる。
 よけることもできないムダナコドーモは苦しみながら逝った。
-勇者テツオたちは、ムダナコドーモとの戦いに勝った-
66600チットコインを手にした(サムの銭投げ用に保管)。


テツオたちの前に、魔王サンザンクロースが現れた。
魔王「よくも、わしが“さんざん苦労して”もう少しのところまで
   きていた“全世界の感染支配”を邪魔してくれたな!
   じゃが、ここまでじゃ! おまんら、ゆるさんぜよ!」
魔王の“スケパン”ヨーヨー攻撃!
 テツオが両手をかざし、なんとか防ぐ。
魔王「おまえは、まさか、あのテトリクスのゲロなのか?」
テツオ「しらんがな(笑) だが、おれは前世も全て覚えている」

そして、テツオ、リツコ、レイちゃんのブルーアイ光線が
トライアングルを形成して魔王を包み込み、
やがてそのトライアングルが温かなハートへと形を変えた。
魔王「なんだこれは! 身動きが取れん!
   それにこの変な感じは・・・」
スターシャ「思い出して。あなたも、もともとは創造主の
      愛の子宮から誕生した、私たちと同じ
      愛の波動でできた魂だったってことを・・・」
魔王「なんだと? そんなはずは・・・」

スターシャがピアノで伴奏を始める。
ポロポロポポロン~アポロン~ポロリン~♪♪♪

いよいよ最終章、アツコの『愛の歌』が始まる。

   愛には 愛で 感じ合おうよ~

   あふれる愛と
   包み込む愛~

   すべての存在(もの)は
   内からあふる
   愛で満ちている~

   湧き出ずる アイ(愛)・ラ~ブ
   包み込む~

魔王の身体を包んでいた温かいハートが
『愛の歌』を吸収し、魔王の身体を創造主の子宮へと導く。
魔王はこみ上げる感情を抑えることができず、涙を流す・・・
鬼の目にも涙・・・である。
やがて、魔王の身体が真っ二つに裂け、まばゆいばかりの光が
放出された。魔王ももともとは光の魂だったのだ。
 だが、もっと光になりたい・・・
 創造主のようにもっと光輝きたい・・・
 そのもっともっとと欲する欲求がエゴを増大させ、
 創造主になりかわり、自らが全宇宙の支配者(統治者)に
 なろうとした。これが宇宙と地球を支配しようとした闇の
 始まりだった・・・

これは、テツオたちのみならず、全ての魂に対する洗礼・教訓と
なるだろう。


こうして、魔王サンザンクロースも創造主の愛のもとへと逝き、
宇宙と地球に平和が戻った。


パイパニック号に生還したテツオたちを
風鈴将軍が出迎えた。
 風鈴将軍「本当によくやってくれた。ありがとう。」
風鈴将軍の目から涙がこぼれおちた。
みんな、抱き合って喜んだ。

風鈴将軍「さぁ、トランブル大統領もお待ちかねだ。
     カリフラ湾に向けて出発するぞ。
     それまで、ゆっくり休むがよい。」

あくる朝、パイパニック号はカリフラ湾に到着し、
トランブル大統領はじめ、宇宙軍、銀河連合アシャータたちも
最敬礼で英雄テツオたちを出迎えた。


こうして、宇宙も地球も魔王たちの野望から解放された。
しかし、テツオたちには、二度と今までの支配大勢を
繰り返さないよう、全世界に真理と心理、波動の原理、
心と思考のあり方を伝える重大な任務が与えられた。

勇者テツオと愉快な仲間たちの冒険の旅は、
まだまだ続きそうである。


 ~ 最後までご愛読いただきまして、ありがとうございました ~

    ~ 完 ~

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