遠距離夫婦の結婚式準備
こんにちは、じょぜです。
私は結婚から1周年の時に結婚式を挙げました。
夫とは飛行機が必要なほど離れた遠距離生活、世間はコロナ禍という状況ではありましたが、私たち夫婦にとって一生モノの思い出となる、素敵な結婚式となりました。
今回は遠距離ながらも、夫婦で試行錯誤して取り組めた結婚式準備について、書かせていただきました。
私たちの経験がほんの少しでも、遠距離に悩むカップルやご夫婦の参考になると嬉しいな思います。
1.結婚式会場選び
まず、結婚式会場の場所は私の地元にしました。
私も夫も首都圏出身であり、夫婦ともに同じ都内の大学を卒業し、親戚や友人が首都圏に多くいるため、ゲストに来てもらいやすい点はとても大きかったです。
また、夫は九州に出張していますが、私は地元の近くに住んでいたこともあり、急な用事も対応しやすい点から、私の地元で挙げる選択は、遠距離な私たちにとって最善でした。
挙式会場は神社にて、披露宴会場は神社から徒歩10分程にある、レストラン・カフェ・ウェディングを備えた古民家で行いました。
ここは私が子供の頃から初詣や合格祈願に通った大切な神社であり、披露宴会場も学生時代カフェをよく利用していた馴染みの場所でした。
私の地元は観光地としても栄えており、夫とよくデートで来ていたため、この場所で結婚式を挙げたいという気持ちが、夫婦ともに一致していました。
そのため他の会場を見ず、すぐに会場が決まりました。
私にとって思い入れのある地で結婚式ができたことは、とても感慨深く、そして私の地元を受け入れてくれた夫に、とても感謝しています。
2.ゲスト選び
次にゲストについてですが、人数は約80人招待しました。
コロナ禍であったため仕事関係の人は招待せず、親族と親しい友人のみ招待しました。
内訳は次のとおりです。
コロナ禍で80人はかなり多い方であり、一般的には多くて50人程度であると当時は言われていました。
おそらくコロナ禍でなければゲストが100人以上となっていたと考えると、私たちは本当にたくさんの人に支えられており、それはとても幸せなことであると、あらためて実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
3.打ち合わせ
本格的に結婚式の準備が始まったのは、挙式日の約半年前です。
衣装の選定から始まり、それぞれの会場へ正式な申し込みを行い、打ち合わせ、各アイテムや余興準備と、盛りだくさんでした。
遠距離であることを各会場へ事前に話したことが項をなし、打ち合わせ回数を最小限に留め、披露宴会場のプランナーさんとはZOOMによるオンライン打ち合わせの活用や、メールでのやり取りを基本としました。
また、夫が会場に行けるタイミングが月1回の週末のみであったため、現地での打ち合わせは土曜日とし、挙式会場は午前、披露宴会場は午後と1日で完結するように、それぞれの会場に相談してスケジュールを調整してもらいました。
なお、打ち合わせの頻度は次のとおりです。
また、夫と結婚式の話し合いをする時は、基本的に会場の打ち合わせの前後に煮詰め、都度思ったことを話す時は、お互いiPhoneを使用しているため、AppleのFaceTimeを使い必ずビデオ通話をしていました。
そしてスケジュール管理とやることリストは、TimeTreeというアプリを使って常に共有し、アイテム選び等で夫が来れないときは、Appleの共有アルバム機能を使い写真を共有していました。
余興の準備については、友人と演奏動画を作成することとなり、運営してくれた友人との打ち合わせの際には、LINEのグループ通話をしながら、リーダーの友人が用意してくれたGoogleのスプレッドシートを活用し、TODOやQ&Aをまとめ共有し、すべてオンラインのみで準備しました。
このようにアプリやオンラインツールなど様々なサービスの活用と、関係者みなさんの協力により、遠距離な状況でも打ち合わせや情報共有ができ、円滑な準備につながりました。
4.手作りアイテム
結婚式準備で大変なことの大部分を占めたのがアイテム作りでした。
少しでも節約したく、手作りで作成したものがたくさんありました。
しかし会場が私の地元であるため、必要な物は全て私の家に置いておく必要があり、私と夫の作業バランスはどうしても偏ってしまいました。
そのため、こればかりはどちらかが腹を括った上で、効率的に、かつ夫婦で協力して進める必要があると思います。
ここでは私たちが取り組んだ作業についてまとめます。
ペーパーアイテム
私たちが手作りしたペーパーアイテムは、招待状と席札です。
作業の流れは次のとおりです。
なお、席次表とメニュー表は会場のものがとても素敵だったため、内容の打ち合わせや写真の提供をプランナーさんと行いました。
ムービー
私たちは、プロフィールムービーとエンディングムービーを作成しました。
作業の流れは次のとおりです。
ムービーは業者に依頼すると10万円以上するため、可能な人は手作りした方がお得なのでおすすめではありますが、とても時間がかかるため、忙しい場合やお金に余裕がある場合には、業者に依頼した方が楽だと思いました。
感染予防グッズ
コロナ禍ならではですが、感染予防グッズは自分たちで用意しました。
内容は次のとおりです。
このように基本的にデザインや素材は二人で相談し、物を取り揃える作業やデザインの作成は私が行い、梱包などの手作業は二人で行うことで、作業の分担をしました。
なお、ウェルカムスペースについては、両親や友人にリースなどを作成してもらいました。
会場のプランナーさんも含め、多くの方に協力してもらえたことにとても感謝しています。
5.まとめ
私たちにとって結婚式は、本当に大切な時間として刻まれました。
夫婦の誓いを立てる時間、結婚するというけじめを付ける時間、親孝行の時間、そして夫婦で1つの大きな困難を乗り越える時間として、結婚式はとても大きな役目を果たしてくれたと実感しました。
結婚式について検索しても、同居していたり、近くに住んでいたりする、いわゆる「普通」の生活状況における内容が多いと思います。
遠距離だから難しいと諦めず、遠距離だからできる自分たちらしい経験をすることが、夫婦にとって様々な絆を深めることができたのだと、実感しています。
そんな私たちのこの経験が、ほんの少しでも誰かの道標になれば幸いです。
以上が、私たちの【遠距離夫婦の結婚式準備】です。
お読みいただきありがとうございました。
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