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やすみ方をまなぶ

「今はしっかり休んでください」休む方法とは、眠るという行為の他に知らないということを今回実感した。それしか方法を知らないので、眠りたいだけ眠る状態をつくっている。回復に結びつくと期待して。

現状、その休み方が正解なのかどうなのかわからないでいる。医者に伝えても、しっかり休んで、としか言わない。結局私は自分で「やすみ方」を見つけるしかないのだ。

体調を崩しても、自ら動くしかない。誰がやってくれるわけでもないので、これはこれでとてもしんどいなと感じている。

先日であったこの本を読み進めていくと、「BASIC Ph」という聞き慣れない言葉に出会った。

人は困難(ストレス)に出遭ったとき、さまざまな方法でその困難に立ち向かいます。その対処の仕方を6つに分類したのが「BASIC Ph」モデルです。「BASIC Ph」は、「Belief(信念)」「Affect(感情)」「Social(社会)」「Imagination(想像)」「Cognition(認知)」「Physiology(身体)」の頭文字から名付けられました。実は私達はストレスに対処するとき、この6チャンネルのいくつかを組み合わせて使っています。自分の得意なチャンネルを知ることで、より「回復力」を高めることができますし、ストレスにぶつかったときにより適切に対処し、早く回復することができます。

自分の得意なチャンネルを知ることで、より「回復力」を高めることができるらしい。

私の場合は、Social、Imagination、Cognitionだと思う。人とつながることで孤独ではないことを理解し、表現によって自己肯定感を高める。そして、認知を高めることで理性を持って事象に立ち向かうこと。これらが自己理解としてある。

「BASIC Ph」には、「得意なチャンネルの両隣にあるチャンネルの行動も、ストレスコーピングとして取り入れやすい」という特徴があります。Iの場合は、「Social(社会)」と「Cognition(認知)」が隣接チャンネルになります。単体で取り入れるだけでなく、隣接するチャンネル同士を組み合わせた対処法もおすすめです。例えば、「友達と映画を観る(I+S)」のように考えます。

yoi より

まさにここに書かれている通りだ。少しだけ見えてきた。なぜ自分がその行動をするのかを理解することは、メタ認知にもつながる。納得し、「この行為は良いことだ」と自覚することは、自己肯定感にもつながるのではないだろうか。

回復力を高めるための行動を掛け合わせる。具体例も書かれていたので一例を。

ImaginationとCognitionであれば、小説を書く。ImaginationとSocialであれば推しのライブに行くなどだ。

仕事を休んでからは家にいることがほとんどで、横になったりほどんど睡眠に充てることが多くなった。そんな中でも、絵を描く、文章を書くという創作活動には少し気持ちがわくわくする。

私の休む、は、自己理解を深め、自分の中に安心をつくることかもしれない。


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