見出し画像

★百人一首解説:021-030

★百人一首解説:021-030

百人一首解説です。
021:素性法師から、
030:壬生忠岑まで。

歌人ごとの解説記事を
タップすると、
歌人の経歴や和歌解説を
お読みになれます。
逐次、古典文法も解説して
います。

人工音声でお聴き苦しいですが、
それぞれの和歌にメロディを付けてアレンジしたものをお届けします。(2028年、生ヴォーカルにてDVD発売予定)

──── 目 次 ────

021 素性法師:今来むと
022 文屋康秀:吹くからに
023 大江千里:月見れば
024 菅家:このたびは
025 三条右大臣:名にし負はば
026 貞信公:小倉山
027 中納言兼輔:みかの原
028 源宗于朝臣:山里は
029 凡河内躬恒:心あてに
020 壬生忠岑:有明の

☆私の作品

─────────────

021 素性法師:今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな

022 文屋康秀:吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ

023 大江千里:月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

024 菅家:このたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

025 三条右大臣:名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな

026 貞信公:小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ

027 中納言兼輔:みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ

028 源宗于朝臣:山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば

029 凡河内躬恒:心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花

030 壬生忠岑:有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし

《4》に続く


Please return to…
────────
【百人一首解説 top】



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?