人が持ってきたものに真剣に乗っかる

こんにちは。
関西で大家業と子育てに精をだす佐山 潤（さやま じゅん）です。

先日とある脚本家の方の話を聞いて、なるほどー！と思いました。
それがタイトルの件です。

その方は脚本家に特になりたかったわけではないのですが、
ケガをしたとき、道に行き詰ったとき、
人から提案されたり、提供されたりした選択肢を選ぶうち、
テレビドラマに採用されるような脚本家になった、というお話でした。

偶然かもしれませんが、これと別に受けていたセミナーでも、
「自分で決めたゴールでは思いがけない成果、自分の知らない世界へたどり着いたりできない。自分の考えが及ばない、人が持ってきたものに取り組んで、圧倒的な成果を出している成功者はたくさんいる」

という話を聞いていて、すごく腑に落ちました。

それで振り返ってみると、すでに私のしてきたことも
圧倒的成果かどうかはさておき、
「人が持ってきてくれたもの」
に乗っかった結果、私の人生に大きなプラスの影響を残したものが
意外に多いことに気づきました。

例えば私は沖縄旅行が大好きで、
素潜りやダイビングとか泡盛の古酒とか、
その他色々を大いに楽しむのですが、
元々この旅行も10年以上前に知り合いの用事に付き合って
行ったことが始まりでした。
その当時は別に沖縄に興味があったわけではありません。
旅行自体は好きだったので、何の気なしについていき、
そこでゲストハウスに泊まると
外国人の観光客と仲良くなったことをきっかけに、沖縄を楽しみ、
英語を勉強するようになり、その後、仲良くなった外国人の友達を訪ねて、
海外旅行にもはまり、ついにその友達が結婚するとなり、
海外の結婚式にも呼ばれた。というおまけつきです^^

ちなみに、妻と付き合って私が沖縄旅行に連れて行ったのですが、
そこで沖縄を楽しむ私の姿を見た妻（当時は彼女）が、
「こいつとなら結婚してもいいかな」
と思ってくれたらしいです。笑

すごいですよね。私の人生にこれだけの影響を与えた場所ですが、
きっかけは人が持ってきたものに乗っかったからです。

これは一例で他にも振り返ると、同じようなことが人生に溢れてるなと、
思い至りました。実はこのブログもそうでして、
「ブログをやってみたら？」と勧めてくれる人がいて、
それをきっかけにやってますが、自分が今まで経験して来た
大家業のあれこれを振り返れてとてもいい。

そして何よりこの大家業もきっかけは人が持ってきてくれました。
私が大家さんになりたい願望をひそかに抱きながら、
当時のブラック金融会社に勤めていたところ、
唯一話がまともにできた事務員さんが、
「会社で持ってる物件があるから、チャレンジしてみたら？」
と言ってくれたことがきっかけです。
（その時のエピソードはこちら↓）

もちろん、全てがうまくいくわけではないでしょう。
人から誘われた飲み会で、全然おもんなかった事もいっぱいありますし。笑
当たりはずれは何事にもあるでしょうから、
当たれば人が持ってきたものにはすごい力が秘められている、
という所でしょうか。

そうなってくると、自分にできる事は、

人が自分に何かを持ってくる、持ってきやすい環境を作るため、
積極的な行動を続ける。

という事につきそうですね。
そもそも「佐山という人がいる」とか
「こういう事を提案するのに佐山は適当なんじゃないか」
とか思ってもらえた方が、こういう事につながりやすいのは間違いないでしょうから。
できない理由を考えて行動を止める、人と会う事を止める、
こういうことをしてしまうのは、改めてよくないなと思いました。

本日もお読みいただきありがとうございます。