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銀行員が革靴で作業すると。。。

こんにちは!
関西で大家業と子育てに精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。

前回の続きです。
毎月15万も取られていた定期積金を解約できるにあたり、
火災保険に質権設定をしている銀行が、これまで保険申請した、
私の建物修繕履歴に誤りがないかをつぶさに見られている所、

「あれ?ポストは?」

以前にブログに載せましたが、

こちらで、ポストが何者かに襲撃された際に保険を使ったのですが、
管理会社が頑張って襲撃で凹んだ箇所を手で直して、
問題なく使えるようになり、入居者からも特に問題視されなかったので、
そのまま使っておりました。
このブログの通り、保険金は

「被った損害に対して損害価値をお金に換算したものを払う」

という理解なので、「修理代を払う」
というニュアンスとちょっと異なります。
つまり、必ずしも修理に保険金を使わなくてもいい、
現状使えるならそのままでもいい。これは不正ではない、
という旨、代理店にも何回も確認してそのようにしていたのですが、

「保険金もらっておいて修理しないのはどうなんですか?」

の一点張り。
この思い、何回も湧き上がるのですが、
保険金も、そもそも取り崩そうとしている積立金も、
私のお金なんですが、、、

ただ、実際積立金が人質になっている以上、あんまり強くは出られません。
(、、、これって、何というか最早「ビジネス」ではない気が、、、笑)

結局、
・積立金を取り崩すのにポストは対象に入れず自腹。
・工事の相見積をとる。
・屋上防水を本当に施す必要があるのか、
銀行員が実際に物件の屋上を見に行く(写真見せてるのに)
等が決まりました。

とりあえず、知り合いや管理会社に連絡して事情を話し、
業者さんに見積だけ依頼します。
(やっぱり元々の見積が一番安かったですが)

あとは銀行員の物件確認ですが、銀行員はサラリーマンなので、
土日や夜は絶対動かない。となると、
私は立ち合いに行けないので、業者さんに事情を説明します。

「いいですけど大丈夫なんかな?」

というのはこのマンションの屋上は防犯上、
屋上に出るための階段とかがなく、最上階(4階)の端っこにポツンと、
結構背の高い脚立を使って登らないと手が届かない位置に梯子があり、
そこから上るんですが、柵や安全壁などが一切ないので、結構危ない。
オーナーの私も登ったことがありません。銀行員に話すと、

「構いません。確認必要ですから」

となんか鼻息荒い。知らんで、、

で実際に当日を迎え、そろそろ終わったかな?
という時間になり、業者さんに連絡します。
「無事終わりました?」

「終わりましたけど、大変でしたよ。あの人ら(銀行員)
屋上に作業道具使って登る、言うのに革靴で来るもんやから、
登るとき滑ってめちゃめちゃ危なかったですよ」

、、、これもし銀行員の方が事故で亡くなったりとかしたら、
いわゆる「事故物件」になるんでしょうか??
まあなるでしょうね。
そうすると売るときに当然元々売れるはずの値段で売れない、
場合によっては貸出元本を割るかもしれない。その時、
「自分達が貸したお金が、自分達が原因となって回収できない」
となるわけですが、何か補償してくれるんでしょうか?
、、、しないだろうな。笑
で、こっちが「物件が高値で売れなくなったのは銀行のせいだ」
と裁判をするかどうか。じゃあ裁判費用がいくらで、勝てる見込みは。。。

とか、瞬時にいろんな妄想をしてしまいました。

とにかく、様々な角度から、無事でよかったです。

、、、と思った矢先、銀行員から電話が。
「社長(法人名義で借りているので、銀行員は佐山の事をこう呼ぶ)、
今よろしいですか」

「(え?なに?)、、、いいですけど」

「なんか業者さんから聞いたんですが、、、」

、、、
ほんとにすんなりいかない。
次回に続きます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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