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#20 「運転手は友達?」

赤羽のホームに一番で降りて、階段に向かうが…階段と階段の間に降りてしまったせいで、結局、人混みの最後方からのスタートになってしまった。
若干のストレスが…

初めて降り立つ赤羽。改札出て目の前に駅ビルショッピングモールの【ビーンズ(Beans)】があり、【1F Starbucks】のポセイドンロゴのサインボードが一番目立つところにあった。
迷わずiPhoneで写真を撮り、彼女に送った。

ビーンズの自動ドアを抜けて上をキョロキョロとStarbucksの案内表示を探しては、一喜一憂しながら左奥に進んだ。

少し遠回りをしたが無事に着いた。

店内は待ち合わせのカップル、グループでほぼ満席状態。
18時前と言うことで、そろそろ飲み屋がオープンし始めるタイミングだったので、
まばらに夢中になってたであろう近況報告を切り上げ店を後にしようとしていた。

まずは、席取りを。
奥の方のテーブルが、空いた。
すかさず20kgはあるであろうビジネスリュックを『どーん』と置き、ドリンクを買いに。
3組ほど後ろに並んだ。

自分の番になり気になっていたあれを聞く。
「季節限定の苺のやつは…」
間髪入れずに、いやむしろ食い気味に…
「本日はもう売り切れとなっておりまして…」
『まじかー』と心の中で連呼したことは、この【季節限定の】がなかったら、全員が思うフレーズ。
「そうですか。ひとまず…」
『ひとまず』ってなんやー!って店員さんは思ったろうけど、気にせず
「ホットコーヒーをトールサイズでお願いし ます…」
と言うと、また食い気味に…
「本日のコーヒーとブラジル産の…」
と説明をしてくれたのですが、特にこだわりなく、
「本日のコーヒーでお願いします。それと、
カップはグランデサイズでお湯を少し足してください。」
と、伝えると若干不思議そうに
「お湯はギリギリまででいいですか?」
と聞かれたので、
「はい」
と答え代金を準備している間に、別のスタッフにそのオーダーを伝え、支払いとともに出してくれた。
「ありがとうございまーす」
と言い「お待たせしましたー」
と若干チグバグ。

取っておいた席にもどり、すぐにLINEで、
[あの苺の本日は完売だってさー]
と、送ったタイミングで、
[無事に鍵渡せたよー!あと30分くらい!
ごめんねー
えっ?ないのー???ざんねーん]
と、残念そうでない感じで連絡が来ていた。
[無事に渡せてよかったね!慌てなくてきてよー安全にねー]
と、念を押した文章を送ると。
[でも、なるべく早く行く!]
[電車の運転手さん友達なの?]
[ちがーう!早く行く気持ちでいるってこと!]
俺のコメント一つ一つに突っ込んでくれる彼女が本当に可愛い。

ということで、
コーヒーをたしなみながら、Surfaceをリュックから出して、
仕事をしてみることにした。


あと少し…だ。


(あとがき)

本日もご覧頂きありがとうございます!

やはり、なかなか会えないですねー。30分の話をどんだけすんねーん!って思っている方々がほとんどだと思いますが…次こそは!

なので、次回も期待してください!

引き続き宜しくお願いします!


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