見出し画像

縄文アソシエイツが大事にしていること

こんにちは、縄文アソシエイツのnote担当です。今日は、縄文アソシエイツのミッションや理念、、というと表現が固すぎるので、縄文アソシエイツが大事にしていることについて話をしたいと思います。

会社の正式な発表資料ではなく、担当から見て、マネジメントからコンサルタント、社員の一人ひとりまで、社内の普段の業務も含めて、縄文アソシエイツではこんなことを大事にしているのかな?と担当なりに気づいた点を書いているだけですので、いつもの通りまとまりがない点はご容赦ください!

① 対面、リアルでの面談への拘り
縄文アソシエイツもコロナを経て、オフィスでも出張先でも自宅でも同様の環境で仕事ができるようになりましたし、企業や候補者とのアポイントもZoomやTeamsなどのビデオ会議も積極的に使いこなしています。

とはいえ、社内の会議でもよく議論になるのが、対面とビデオ会議での情報量の違いというところで、全ての機会で対面で会うのは効率的ではないと考える一方、一回も対面で会ったことがない、ビデオ会議だけでしかやり取りがない候補者の方を企業に紹介したり、企業と候補者の面談もビデオ会議だけで進めてしまうことにはネガティブなコンサルタントが多いようです。

実は、縄文アソシエイツの特徴として、企業と候補者の面談には、できる限りコンサルタントが同席するという拘りがあり、面談に同席することで、企業と足並みを揃えることや、場合によっては企業側の出席者の面談の進め方に対するフィードバックをできるだけでなく、候補者の実力、魅力が発揮できるよう、必要あらば横からサポートすることや、候補者へのより効果的なフィードバック、後でお互い言った言ってない、聞いた聞いてないということの発生を防ぐことなども出来ます。これも、ZoomやTeamsでも画面上は同席可能なのですが、やっぱり同じ部屋で同じ机を囲んで同席するのとはだいぶ違うというのが本当のところでしょう。

コロナの発生から既に4年近く経ち、企業も候補者も私たち自身も、お互いに効率はもちろん意識するにしても、迷ったら対面で面談を進めた方が良い!というのが結論だと感じています。

② 人柄>能力
私たち縄文アソシエイツは、ヘッドハンティングの会社です。よって、紹介するのは執行役員だったり、社外取締役だったり、基本は上の方のポジションの話が多いのですが、そこで私たちが拘るポイントとしては、どんなに能力があっても、人柄に疑問を感じる場合は紹介を差し控えたり、場合によっては、自分たちで紹介しておきながら、プロセスの途中で、面談をここまでとさせてくださいとすることも時々あります。

理由は簡単で、どんなに能力があっても、今の時代、ハラスメント気味のマネジメントは許されませんし、ハラスメント抜きにしても、周囲から尊敬されないリーダーは、短期的に成果を上げているように見えても、10年以上のスパンで見ると、長期的にはその会社や組織を破壊してしまっていたことはよくあります。私たちも20年以上の歴史で、過去お付き合いのあった企業、候補者の中でも、そういうケースを見てきました。

これは全員に好かれることを目指しましょうとか、リーダーに欠点があってはいけないという意味ではありません。人間は必ず弱点があります。ただ、人格面での問題が多くとも、能力があり、結果さえ出していれば評価する組織、レイヤーなどが世の中に存在していることは事実であり、そういう会社を無くすべきだとは思っていませんが、縄文アソシエイツとしては、そうでない会社をより応援したいですし、そういう会社で活躍している人が、自身が置かれている環境のある種の特殊性に対する自覚なく、そうでない会社に来てしまうと、企業側も本人も不幸になると思っています。

③ 候補者51、企業49の比率で軸足を置く
見出しだけだと分かり辛いかもしれませんが、企業と候補者、迷ったら候補者の人生を気持ち優先しましょうという内容です。本来は、資本主義の原則からすれば、お金を出す側が正義です。ヘッドハンティングの場合、候補者側からお金を貰うことは現実的ではないので、企業側からお金を貰うことが普通です。外資系のヘッドハンティング会社だと、行動指針に、顧客となる企業が常に最優先とはっきり明記している会社もあります。

ただ、担当なども思うのは、いくら経営幹部のヘッドハントと言えど、仮に失敗したと企業が感じても、会社は、極端なことを言えば採用した役員を異動させることは可能ですし、それで会社が潰れることはまずありません。一方、活躍し、評価もされていた前職のポジションを、自ら捨てて飛び込んできた候補者側からすると、ちょっと入ってみて、ダメなら元の会社に戻るとは普通いかないですし、転職に失敗したとなったときは、採る会社より、入る候補者側の方がリカバリーショットは難しいことが多いようです。

もちろん、上記は、転職はリスクしかないという話をしたいわけでも、候補者側の方がリスクがあるので、候補者はいくらでもワガママを言ってもいいという話をしたいわけではありません。どうしても、最後覚悟を決めて飛び込む瞬間は必要ですし、転職を通じて、企業にとっても候補者にとっても、お互い価値が最大化されるという機会は間違いなく存在します。

私たちのような間に入るヘッドハンターの心得として、もしその転職を勧めるか迷ったら、企業と候補者、どちらの方により立つべきかという一つの信念のようなものでしょうか。

縄文アソシエイツとしては、単に求人と候補者をマッチングする会社ではなく、良い会社と、良い候補者の間でご縁を作り、その仕事を通じて、自分たちも成長していく。単に収益を上げるだけでなく、企業も、候補者も、自分たち自身も、全員が価値を最大化できるよう、縄文なりのヘッドハンティング道(?)を引き続き追及していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?