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コンサルタントインタビュー(井上 和憲編)

こんにちは。縄文アソシエイツnote担当です。今回は今年で入社17年目を迎える、ベテランコンサルタントの井上和憲をご紹介いたします!

横浜国立大学経済学部卒業。光通信の財務部および経理部にて、資金調達と連結決算を4年間担当。リクルートエージェント(現リクルート)では、事業統括部門で予算管理などを5年間行う。人(企業)と人の感動的な出会いと、そこから生まれる社会の活力を創出すべく、縄文アソシエイツに参画。

――ご家族や幼少期のことについて教えてもらえますか?
群馬県の前橋で生まれ、高校卒業までの18年間をそこで過ごしました。3人男兄弟の真ん中で、調整役でしたね(笑)。
小学校・中学校では、警察官だった父親の影響で剣道を習っていました。自分で言うのもなんですが、立ち姿が綺麗なのは剣道のお陰です。

―― 社会人になってからのお仕事について聞かせてください
大学を卒業して最初に就職したのは光通信です。厳しい事で有名な会社でしたが、大学生活は良く言えばのんびり、悪く言えばダラっと過ごしてしまい物足りなさを感じていたので、「ここで3年耐えられたら根性つきそうだな」と思って飛び込んでみました。
社会人生活25年、仕事中に人前で涙を流したのは1回だけですが、この会社にいる時です。ここでの4年間が社会人としての体力作りになったと今でも思っています。
2社目はリクルート。前職から転職しようと思ってリクルートに登録したのですが、担当の方から誘われて、そのままその会社に入ったという流れです(笑)。実際入社してみると、社員のモチベーション、コミュニケーション能力がとても高く、仕事が出来る人が多くて、洗練された企業という雰囲気の良い職場でした。

―― 縄文アソシエイツに入ったきっかけは?
知り合いの方に誘われたのがきっかけです。IPOをするにあたり、その管理体制の構築を任せたいと言ってもらって、それがすごく面白そうだと思い、2007年に縄文アソシエイツに入社しました。

―― 管理部門だったのにどうしてコンサルに?
色々な事情によりIPOをしないことになりました。その後もしばらくは管理担当として勤務していたのですが、正直複雑な心境でした。ちょうどその頃はリーマンショックで世の中も厳しい状況でしたし、社内も大きな変化が起きて大変だったこともあり、このまま管理部門の仕事を続けていいのか、何か別の形で貢献できることがあるのでは?と考え、ある時「自分も現場仕事をした方がいいですかね?」と社内で思わず口を滑らせてしまったことがコンサルタントとしてスタートするきっかけでした(笑)。

――実際にやってみて、 コンサルタントの仕事はどうでしたか?
面白かったです。もちろん最初はかなり苦労しましたけど。営業経験がなかったため稼ぐということがどういう事か分からなかったし、外の世界を知らないのでどういう会社があるのかもあまり分からなく。その頃は丁寧に仕事を教えてもらえる環境ではなかったので、とにかく場数を踏んで、取引先の方や候補者の方から学ばせて頂くことが多かったです。入社して一番最初のアポイントは、とある案件を想定してお声がけした候補者の方との面談だったのですが、かなり緊張していたからか、今でもその時のことをはっきりと覚えています。ありがたいことに、その方とはそれ以来14年間ずっと良いお付き合いをさせて頂いております。

振り返ってみると、まさにクランボルツ教授の計画的偶発性理論ですね。

――井上さんの強みは何ですか?
技術系の案件での実績が多いことです。元々文系なのですが、知的好奇心を刺激されるのが好きなので、自分が経験したことのない分野にチャレンジしてみたいと思い、気づけば技術系(理系)の案件を担当することが増えていました。第一線で活躍する方とお付き合いする為に日々の情報収集と勉強は欠かせません。そうすることでより深い話が出来るようになるので、さらに知識が増える。毎日の1件1件のアポイントが本当に楽しいです。
また、この業界に16年いるので、技術系に限らずたくさんの事例を担当しており、その経験に基づいた幅広い提案ができることが強みだと思います。

―― 最後に、この記事を読んでいる方に今伝えたいことはありますか?
皆さん、刺激の貧困になっていませんか?

――休日の過ごし方は?
最近は登山でしょうか。苦しいところを乗り越えた先の達成感が好きで。どんなにゴールは遠くても、1歩ずつ足を前に出せば必ずゴールに近づく、そういう感覚が楽しいのです。自分のコンサルタントとしての歩みと重なっている部分もあり、これからも「愚公移山」という言葉を胸に仕事もプライベートも充実させていきたいです。
*(ぐこういざん) ⇒根気よく努力し続ければ、ついには成功するというたとえ。

最近の趣味は登山。福島県 燧ケ岳(ひうちがたけ)山頂にて。


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