はじめに
今日はGPTsを使って授業の準備をする際の使用例について紹介させていただきます。今回は外国語科の授業準備を例として行ってみようと思います。
指導案サポーターを使用して授業のプランを作ります。
では、まず単元の構想を考えたいと思います。ここでは、指導案サポーターに協力してもらおうと思います。
まず、教科と日時を伝える
今回の授業は小学校5年生外国語科Unit 7「Welcome to Japan.」(東京書籍)をもとに準備を行います。
次に、観点を考える。
必要な項目を入力すると学習評価の3つの観点に沿って観点を作ってくれます。以下がその内容です。
さらに、単元構想を練っていきます。
続いて単元構想を練っていきます。これは教科書の指導書を見てもよいです。
と、このようにこの単元の指導のポイントを例示してくれます。ちなみにこのまま指導案を作るのに使用するのもいいと思います。
最後に授業時間に合わせて指導計画を考えます。
最後に単元の流れを考えてもらいます。今回はこちらから授業時間8時間のテスト1時間を想定していることをつたえてみました。
このように、単元の流れを案として出力してくれます。ただこれで終わりでないのが教員の仕事です。今度は評価の部分を考えていこうと思います。
評価のためのルーブリックを作成します。
今度は評価のための準備をします。外国語科は評価にどうしても「外国語を使用したやり取り」に対する評価が必要になります。通常のペーパーテストのように教員側に評価の基準がはっきりしていないといけません。そこで「ルーブリック君」にルーブリックを作ってもらいます。今回は単元末の評価と言うことでALTを相手に行うパフォーマンステストのルーブリック作りを依頼してみます。すると以下のようになりました。
これを表にしてもらいます。今回はEXCELファイルにしてもらいます。
このようにルーブリックを作っておけば、評価の心配も大丈夫です。なんなら中間評価テストも大丈夫です。ただ作成のコツとして最終テストのルーブリックから作成するのがいいと思いました。
ワークシートを作成してもらう。
さらに学習内容をわかりやすくするために、「ワークシート作るくん」を使って作成していきます。今回はこのユニットで学ぶ、「What is your favorite season?」のフレーズについてのワークシートを作ります。
今回は大まかな設定のみで作ったため、問題の内容等少し難しくなっている箇所もありますが、製作段階でChatGPTに相談するのがいいでしょう。
最後に
今日はここまでにします。このように日々の準備や授業の計画に大いにChatGPTは生かせると考えています。イメージとしては、自分が主任で仕事をそれぞれ得意な人に振ってそれを集約していくイメージですかね。
外国語科や外国語活動はChatGPTとの相性の良さを感じます。うまく利用して子供たちの学習をより深められればいいものができそうです。次回は国語科での利用を考えていきます。