小説「ペスト」って感慨深いです😨
こんにちは 五月美です
人って、たまに言ってることと、やってることが大幅に違う時がありますよね😅
例えば
普段の何気ない日常での行動や言動
突然、不条理が降りかかった時の行動や言動
あれ?
「言ってることが前と違うやん💦」
人は、置かれてる状況が変わると昨日言った言葉も簡単に変えてしまったりすることがあると思います😅
多分、そんな珍しいことではないんだろうなぁ~
というのも
カミュの「ペスト」という小説を思い出したんです💦
だいぶ昔の小説ですが・・・・
正直、怖いです😱
簡単に説明すると
ある街でパンデミックが起こりロックダウンする話なんですが
現実的にもありましたね😱
これがまた人間の行動心理がメチャクチャ理解できるほど繊細に描かれてるんですよぉ~💦
え?
フィクションやんなぁ~?😭
そう思うくらいです。
物語は1匹のネズミの死骸から始まるんですが・・
ここから人と「ペスト菌」との闘いです😱
政府が安易に考えているうちに、瞬く間に広がってからの
「ロックダウン」です💦
当然ながら
・毎日の死者の数の報告
・買占め騒動
・経済の打撃
・病院の不足
・血清の開発難
思い出しますね・・・😔
挙句にデマが飛び交って暴動や強奪が増えていきます💦
この物語は194X年となっていますが・・・
でも、まるで預言書みたいに思えますよね😰
当然、物語なので正義感溢れる主人公が存在します✨✨
病気の妻が違う街で入院してる中でも閉ざされた街で懸命に目の前の人の命と向き合っている戦う医師です。
もちろん
その主人公に理解者もいて彼は、同じくペストと向き合いながらも人々の行動を冷静に分析します。
ところが
ここからが人間の奥底にあるものが見えてきます💦
教祖みたいな人が
「神の怒りでパンデミックが起こったぁーーー」
声高に演説するんです。
神の信仰が足りないって💦
自分の居場所をいつも求めていた小説家は
皮肉にも、ペスト菌に感染した人たちのお世話をするボランティアに参加して人々から頼りにされ、自分の居場所を得ることができたんです。
「やっと居場所を見つけた」
そう思ったのかな・・・😔
そして
ある犯罪者は、パンデミックが起こる前にいつ捕まるかと怯え
「もうダメか・・」
そう観念してた時にロックダウンとなり罪をうやむやにできることに成功しました。
彼は、人々が自分がかつて味わってきた恐怖と同じように震える姿にこの上ない喜びを感じていました😱
「パンデミックがこのまま続け」
そう思ったんです💦
主要人物の最後は
仕事の為に、たまたまこの街に訪れ、突然のロックダウンに戸惑いながらも妻の元に帰る為に犯罪をしてでも脱出を試みる新聞記者がいました。
「俺は感染してないから、ここから出て妻の元に帰りたい」
個人の幸せVS正義
どちらが正しいのか?
メチャクチャ考えさせられるストーリーです😅
人は、突然の不条理と戦うことがあります。
この物語では、この不条理を・・・
マイナスに捉える者
そして
プラスに捉える者がいたんですよぉーーー😨
最初は安易に考えていた人達です。
どうせ2~3週間で終わるだろうと高をくくっていましたが、この物語では9か月間続きました💦
不安から疲労へと変わっていく人々・・・
登場人物の心の変化など繊細に描かれてします。
実は
実際の行動って、その状況になってみて初めて分かる時があるのかなぁ~なんて思ってしまいます。
集団心理の恐ろしさも十分理解できます💦
普通は・・
読んだ後にフィクションで良かったぁ~😩
そう思うはずですが・・
ロックダウンが解除されて主人公は
「本当に終わったのか?」
な、何で疑問符?😅
そして・・・
きっとまた違う時代、違う国にでもパンデミックは起こる
みたいなこと書いてた😭
まるで預言してた・・・
人は、きっと状況によって本当の自分が見えてくるのかもしれないですね💦
因みに私の主観が入ってます🙇
おしまい
本日のまとめ
「人は不条理にどう戦うべきか」です
この本の初版は1947年6月です
もう、ずっと昔のお話でフィクションですが・・・
当然、私たちも他人事ではないことを経験しました😞
「もし・・」
自分に置き換えて考えることができる作品です。
詳しくは1度読んでみてください。
あ、本は分厚いです😅
共感した!私もあったよ!なるほどぉ~と思って頂けたら
スキ♡そしてフォローどうか、宜しくお願い致します🙇
コメントめちゃくちゃお待ちしております😄