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昭和の人形事情

いとこのお姉ちゃんの事は記事にしてみたけど、そのお姉ちゃんとの遊びで、「ゼネレーションギャップ」を感じた事を書きたいと思います。

7歳の歳の差での遊びは、さすが、かなりの差があって、お姉ちゃんもずいぶん気を使って遊んでくれていたと思うのです。
お姉ちゃんの時代は、1950年代後半。
お姉ちゃんの家には「ダッコちゃん」がありました。

ダッコちゃん私の前の世代です


流行っていたのは「フラフープ」。
で、私の時代は、1960年代中頃。
「レゴブロック」が、流行りだし、一人っ子の私にはうってつけのおもちゃでした。

レゴ 子供達にも買ってあげました


人形遊びの時、お姉ちゃんが持っていたのは「バービー人形」で、私は「リカちゃん」。
一緒に遊ぶにも国際的な感じになってしまいます。
「バービー人形」は、アメリカ女性っぽく、パーマのかかった金髪で、胸は大きく、ウエストは細く、ヒップは大きく、足は長くと「リカちゃん」と比べて大きいし、大人って感じで、お姉ちゃんが持っていた「バービー人形」は50年代アメリカの高層ビルでのおしゃれなパーティーでもする様なドレスを身に纏っていました。

バービー人形
右上真ん中のドレスを着ていた❗️


それに反して「リカちゃん」は皆さんのイメージ通り、日本の庶民的な女の子って感じで、ミニスカートを履いた「リカちゃん」は、昭和の高度成長期を反映した感じでした。
私の人形は、ほとんど親戚の叔母さん(父のいとこ)が、子供がいないからと買ってくれていました。

リカちゃん
リカちゃんハウスも持っていました
バックの絵が3枚ほどあって雰囲気が変えられました


そういえば、「タミーちゃん」
持っていました


どういう風に遊んでいたかは記憶無いのですが、のちに、お姉ちゃんが「バービー人形」を私にくれました。
しかし、私としても馴染みのあまりない風貌の人形で、いつも、お母さん役か、意地悪なお姉さん役、たまに魔女役でした。
(バービーごめんなさい🙏)


その他に、『紙人形』というものがありました。
昔はノートの最後のページに、その厚紙を利用して『紙人形』が付いていたのです。
子供達はそれを切り抜き(もちろんノートを全部使用終わってでないと怒られました。)
それも付録として付いてきた洋服を着せて遊んでいたのです。
肩に紙の折り返しで引っ掛けて着せ替えしていました。
今も、あるのかしら⁉︎

紙人形


その『紙人形』で、お姉ちゃんは、「魔法使いサリー」ちゃんの紙人形を持っていました。
とても魅力を感じていた人形でしたが、多分その頃のお姉ちゃんの宝物だったのでしょう。
譲ってくれたのは随分大きくなってからで、もう私も『紙人形』では、遊ばない年齢になっていました。

魔法使いサリー


それらの人形などは大事に小さなダンボールにしまってとっていたのですが、前にも言った我が母が、処分してしまっていました。
子供のお宝を勝手に処分する母には随分腹が立ったものです。 

でも、大きくなる頃に人形をくれていた、いとこのお姉ちゃんは、潔いと思えます。
私はいまだ、子供達が「取っていてね」とは言わないのに、本や、おもちゃを捨てられずに取っているのですから、、、💧

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