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大分県 長湯温泉

おおいたの竹田市にある長湯温泉は、世界でも有数の炭酸泉の温泉です。
過去には日本一にも表されました。
炭酸は、高温になると抜けてしまうので、ぬるいお湯に長く浸かり、炭酸を満喫するという温泉で、長湯温泉と名がついたとも言われています。
炭酸のお風呂に浸かると、身体中に炭酸の泡がついて、ぬるいんですが、後からポカポカしてきます。

炭酸泉なので、飲むのも効能があります。
炭酸ドリンクですね。
ドイツの炭酸泉地域と長年交流があり、ドイツ村まであります。

長湯温泉は大分市にも近く、気軽に訪れる事のできる温泉です。
日帰り湯も多くて、我が家がよく訪れていたのは町営の、長湯温泉療養文化館「御前湯」。
江戸時代からある「御前湯」で、平成10年に建て替えられた今の「御前湯」は、ちょっとドイツ風で、レトロを感じさせる建物です。象設計集団の設計で、沖縄の名護市庁舎などが有名です。
入浴料は、大人¥500で、サウナもあり、別に家族湯もあります。一階と、三階に大浴場があり、男女毎日入れ替えになっています。休憩所や喫茶室もあり、
入浴後、まったりできるのがいいです。

外観もオシャレ
三階浴室 ガラスが可愛い
家族風呂 半露天です


そのほかに、「ラムネ温泉館」があります。
建築家・藤森照信の建物で、絵本の中の様な世界観を味わえます。
浴槽に、めちゃぬるい浴槽(炭酸風呂)とまあまあ暖かい浴槽があります。交互に入るのがいいです。
ここも入浴料¥500です。

可愛い外観
浴槽が並んでいます



あと「クアパーク長湯」という、温泉施設があります。水着(レンタルあり)での歩行湯などがあり、ここでも、ぬる湯とあったかい湯を交互に浸かり、健康にも配慮した施設です。
ここは、建築家 坂茂氏の建物で、自然と一体化した木造建築が素晴らしいです。
入浴料¥500で入れます。

木造で、圧巻!
浴室も素敵です

そうです。『長湯温泉』は、建築を見て歩くだけでも楽しい街なのです。
夏の温泉は、暑いですが、ぬるい湯が売りの『長湯温泉』だと、夏でもいけます。
夕暮れには、カジカカエルや、ひぐらしで涼も味わえます。


あと、長湯温泉の真ん中を流れる芹川の街の真ん中に、『ガニ湯』という露天風呂が、昔からあります。24時間、入れます。しかし、ここは、着替えるところも無いし、川の周りは民家や、旅館があり、直ぐ横は道になっているので、丸見えで、よほど勇気がないと、入れません。
チャレンジャーを求めます。

勇気ある者求む

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