ニャンコ応援隊

猫大好き。猫は、アメショを2人、娘として迎えてます。 英語大好き。英語は、英検1級を持…

ニャンコ応援隊

猫大好き。猫は、アメショを2人、娘として迎えてます。 英語大好き。英語は、英検1級を持ってますが、実力不足を感じてます。

最近の記事

よもやま話

年老いたママと、年老いたワンちゃんが歩いている。 ママは、ワンちゃんを「歩こうね、歩こうね」って優しい声で励ましている。 ワンちゃんは、夕日を重そうに背負って、鼻をくんくん鳴らし、もう全ての匂いを逃すまいとしている。 二人は、そんなふうに、生きている今を 確かめながら歩いている。 その二人が、あまりに綺麗だったので、生き物って、年老いてから、さらに美しくなるのかなと、思ったりする。

    • じんわり悲しいな

      じんわり じんわり 悲しいな  君がいなくて悲しいな  季節外れの2月は、暖かく  朝の道もすがすがしいけど  君を思えば、悲しいな じんわり じんわり悲しいな  建物の影は、紫で、 その紫に僕の影が落ちている  その影の方向に君の面影があるような気がする そして、僕は、考えてみる  君の笑顔を僕は、もう見れないのだろうかと そう思って歩いていると じんわり じんわり 悲しいのが、 なんだか、とっても悲しくなるのよ

      • 新年の祈り

        新しい年が来た。 家族と暮らす1日は、毎日特別な1日に感じる。 皆んなと暮らす1日は、本当に幸せだ。 それなのに、「来年も、家族元気で、今日と同じ新年を迎えさせて欲しい」と神社で、もう、来年のことを神様に祈っている僕。 正月のお空は晴れ渡り、僕は、いつものように、人や自分を愛する練習を、毎日続けることを、お空で暮らすあの子に伝えると、お空には、雲が流れていて、あの子が雲のすぐ側に暮らしている気がする。 そんな気持ちを抱えて、上の空で、今年の「冬は寒くないね」と僕が言うと、

        • 悲しみの湖

          遠く皆から忘れられた森の中に悲しみの湖がありました。 そこには、夜しかなく、月に照らされ水面が揺れていました。 風が優しく吹くと、猫が一匹現れ、水面の月をじっと眺めていました。 猫が、水面を触ると、水面はゆらゆら揺れ、月の光が壊れて弾け、だからこそ、猫の瞳に、光はゆらゆら揺れていました。 猫が消えると、日がさし、悲しみの湖が消え、跡には、花が、優しくゆらゆら揺れていました。 花の中には、消えたはずの猫が居て、優しい風にヒゲを吹かれながら、幸せそうに眠っているのでした。

          我が家の暖冬

          今年は、暖冬だと言うけど 君たちと暮らす冬は、毎年暖冬だよ 夜は、寂しいと昔は思ったけど 君たちの寝息を聴くと安心するよ 僕、愛することが出来ない心の人かと思ってて 僕、自分が冷たい派閥の人かと思ってたけど 愛となった君たちが、心に住んでくれて、愛がわかるようになったみたい (「それが、あなたが、生まれた意味ですよ」とあの方は言う) 外は、寒いが、心は暖かいって本当にあるんだな こんな暖かい冬が続くよう、僕は努力するよ

          冬は、頑なな女の子の表情で立っている 12月、故郷は、可哀想な恩人となって、悲しい 昔、友人が「愛せないものもある」と教えてくれた その言葉を、歩きながら思い出す 風も空気も氷って 我が子の愛と命が灯る 自分と人を愛せよと、あの子の約束が蘇り 「愛することができますように」と私は祈る

          猫ちゃんの命

          猫ちゃんの命が、パパのお家に灯り パパの命が、明るくなった 猫ちゃんの命が、パパの家から遠くなり パパは、奇跡を、神様に祈った 猫ちゃんの命が、家から消えた パパのお家は、寂しくなった パパは、泣いた、心から泣いた 猫ちゃんの命は、不思議なことに パパの命と一緒になった 二つの命は、一緒になって 猫ちゃんの命は、愛になった パパの心の、愛になった

          言いたい相手

          朝、おはようと、 一番初めに言いたい相手は、 夕方、ただいま、ありがとうと お礼を言いたい相手は、 今週も仕事が終わったよと 一番初めに言いたい相手は、 辛い時に、力を貸してと、 祈りたい相手は、 今度生まれたら、 また一緒に暮らそと言いたい相手は、 良い子が授かって、 幸せだよと、言いたい相手は、 心を込めて、時間を作って、 ふとした時に、思い起こして 毎日、毎日、 忘れずに、言いたい相手は、

          クレパス画をはじめました。

          仕事で、ひょんなことから、チラシを作ることを任されて、試しに、自分で絵を描いたことから、クレパス画をはじめました。猫ちゃんの絵ばかりですが良かったら見てください。

          クレパス画をはじめました。

          娘、 ニャーしか言えない私の娘 愛、 陽だまりさんだった、私の娘 日々、 お腹こちょこちょと、いい子いい子の日々 別れ、 残酷な時間に娘の勇気は本当に本当に、すごかった 祈り、 娘を助ける奇跡への祈り ー奇跡は起きなかったけれど 又,祈り、 娘のように人を愛せるよう神様に願う祈り 感謝、 良い子を授かって本当に本当に、感謝します ー愛はこういうことなんだとパパは知った 永遠、 私の心で暮らす娘 愛となって生き続ける娘 陽だまりとなって居眠りする娘

          得られたものは愛

          失ったものは、私の子ども 得られたものは、愛 亡くなった子どもは、どこにいくのでしょうか お空にいって神様と暮らすのでしょうか それとも、虹の橋の下でパパとママを待っているのでしょうか えーと、それは、違うんだと思うんです 亡くなった子どもは、きっと愛になるんだと思うんです それでは愛になったら、どうなるのでしょうか えーと、それは、パパとママの心に、愛としてのんびり暮らすんだと思うんです つまりは、パパとママの心の中で寝ているということ それじゃあ、お花を捧げたり

          得られたものは愛

          今日は歩こう

          僕の心の中で、寝転んでいる君のお部屋が暗い。 それは、僕の心が煙っているから。 だから、君が安心して眠れるよう 神様の光で君のお部屋が温まるよう 今日は、歩こう。 君との約束を果たすため 君が、僕の心で暮らせるよう 今日は、歩こう。 (パパ、私を忘れないでと君は言った) 歩き始めれば、君も一緒に歩いてくれる。 (それから、もっと人を信じてと君は言った) 今日は、歩いて、人に会う。 (パパ、長生きして人生を楽しんでね) 君のお部屋を明るくして 君といつまでも一

          お爺さんと犬

          お爺さんと犬が歩く。 お爺さんと犬は、親友のように歩く。 お爺さんは、真っ直ぐ前を見ている。 犬は、深い黒い瞳をしている。 お爺さんは、口を閉じている。 犬は、口をあけて笑っている。 お爺さんは、自分の体の重さを感じている。 犬は、お爺さんの体の重さを感じている。 お爺さんは、何も考えていないけど、犬の幸せを感じている。 犬は、お爺さんと一緒に歩く幸せを感じている。 お爺さんは、長くは生きられないことを知っている。 犬も、長くは生きられないことを知っている。 そし

          秋にリロちゃんを偲ぶ

          虹の橋は、柿色のお空に消えたみたい。 夏、僕のあの子は、柿色の鼻血を流して、虹の橋を渡っちゃった。 僕のあの子は、何になったのかな。 今僕の心の中で、丸くなって寝ているのかな あの子は、柿色の鼻水を垂らし 別れたくなくて、頑張ってたんだよね。 最後の最後まで、あの子は、別れたくなくて、頑張ってたんだよね。 その最後の苦しみが もうどうにもならない程悲しい。 あの子のこと、虹の橋を渡ったんだって、人は言うんだけど 今は、何してるのかしら。 虹の橋が消えて、

          秋にリロちゃんを偲ぶ

          種まきもせず。

          リロちゃんが、いつも寝ていた場所に、もうリロちゃんはいませんでした。 リロちゃんは、役割を果たして、お空に帰ったからでした。 それでも、パパは、リロちゃんのいつも寝ていた場所を準備していたり、眺めたり、たまには、撫でるマネをしていました。 リロちゃんは、向日葵の似合う子でした。 だから、パパは、リロちゃんのために、向日葵を飾っていました。 ある日、リロちゃんのいつも寝ていた場所に、向日葵の影が、落ち、揺れていました。 リロちゃんの、向日葵が揺れ、パパは、「パパ、パパー」と

          種まきもせず。

          映画館で、リロちゃんを思い出す。

          向日葵もうなだれる夏の日 映画館に僕は居る 映画のコマーシャルばかり Iphoneの写真のように流れている あの日、君がまだ、いた頃に、 僕は、映画館で 君の事を心配していた。 あの日、あの時、君が、 空に帰る準備をしていた頃、 僕は、ここで、君のことばかり考えていた。 ーそれが役に立ったかどうか 映画館のスクリーンは、写真のように流れるけど、 僕は、僕の心となった、君の懐かしい笑顔を見ている。 そして、それにしても、と思う。 今日の向日葵はなんであんなに、悲しそう

          映画館で、リロちゃんを思い出す。