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⑧子宮をとった日〜化学物質過敏症の入院記録〜

■入院5日目 退院

5:45 起床

7:20 朝食
荷造り
痛み止めなどの薬をもらって支払い

11:00
知人が車で迎えに来てくれる
買い物をして食事し帰宅

退院したことを実家の母へ電話で報告。
心配してくれていた。
よかったと言ってくれた。
すると母から
母自身がガンの可能性があると聞かされた。




私の入院があったので言えなかったらしいのだが
数ヶ月前から膝や座骨が痛むので整形外科に通っていて、
だけど全然良くならないどころか痛みが増すばかりで
他の病院へ行きレントゲンをとったところ
骨に影がみつかったとのこと。
骨転移の可能性があると言われ
大きな病院を紹介されたらしい。

母は気丈に明るく話していた。
びっくりしすぎたのもあって私も
電話では泣かなかった。

電話を切った途端


泣いた
泣いた
泣いた



泣きすぎて頭が痛くなった。
だって骨転移だなんて…
ガンだとしたら進行している状況。

目を冷やしながら
術後で痛む自分のお腹を思い出して横になる。

その日の夜は激しい雷雨になった。



つづく

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