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🎬ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 感想

ハイスピード・スパイ・アクション・ムービー、イーサン・ハントシリーズの4作目。
いきなりイーサンのロシアの刑務所からの脱獄シークエンスはハイテクギアを使ってのアクションの連続。
今作は前作までと比べてもハイテクギアの登場が多いように思った。次々に登場するギアの性能とそれの絡むハイスピードのストーリーに途中ついていけなくなり、実は2度見返してしまった。
今回の敵は核戦争も地球上の自然の摂理と考えるIQ190のマッド・サイエンティスト「コバルト」。クレムリンから核起動装置を強奪しアメリカに核ミサイルを打ち込み全面核戦争で人類の滅亡を画策する。
クレムリンの崩壊がすごい迫力だが、そのおかげでイーサンはじめIMFがアメリカ政府からは見放され孤軍奮闘することになってしまう。
やはり見せ場はドバイのブルジュ・ハリーファ・ビルでのガラスに吸い付く高機能グローブでのイーサンのビル登りシーン。世界的な有名建築物を舞台に繰り広げられるクライミングはヒヤヒヤ、ドキドキの連続で見応えがある。
インドでの機械式駐車場のパズルのような格闘もおもしろいし、イーサンが核ミサイル攻撃を阻止できるかギリギリまで危機また危機の展開にも引き込まれてしまう。
それにしてもあらゆる場面で体を張るトム・クルーズのアクションは今回も最後まで魅せる。
全編に伏線が張り巡らされていて、ラストの回収までストーリーがかなりなハイスピードで展開していくので途中置いてけぼりになる場面もあって2度観てやっと納得。
3では裏方で独特のキャラだったベンジーが表舞台で活躍するのはうれしい。
アベンジャーズ前のジェレミー・レナーが謎多きミッションメンバーを、007前のレア・セドゥが冷血な殺し屋をその後の代表作とは全く違ったイメージで演じているが、有名になる前の初々しいしさがあるにもかかわらず出てきた途端ハッとさせられる存在感も興味深い。
M:I最新作が控えているが、そこでもトム・クルーズの年齢を感じさせないアクションが観られるだろう。新作公開までには全作完璧に予習をしておきたいシリーズ。残り2作も楽しみなのは間違いない。

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