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ファシリぢからの向上へ3 構造を踏まえてレポートをかきませんか? 

 ファシリテーションとの出合いをきっかけに、ファシリテーションを学び実践に生かすようにしています。しかし、うまくいかないことが多いです。その要因の一つを、ファシリテーターとして活動する機会が少なく経験値を積むことができないと考えました。「量は質を担保する」、私の好きな言葉です。そこで、日常生活を通しファシリテーション力(ぢから)を鍛えることに取り組んでみました。

内容の構造を踏まえてかく

 ファシリテーターを務めるときに、いくつかの大切な技術があります。
その一つが、構造化です。

 メンバーとの対話から、話の内容を構造化して、模造紙やホワイトボードに記述します。構造化された内容をみることで、意見と意見のつながりや関係がみえてきます。

 しかし、構造化してかくことは結構、難しいです。

 この練習のため、先ずは、自分がかくレポートをその内容の構造を踏まえてかくようにしています。なぜなら、自分がかくので、つながりや関係を考える時間があるからです。

そろえてかく

 構造化してかくために、内容のつながりや関係を考えます。そして、内容のスケールやレベルが同じモノはそろえてかき、スケールやレベルの異なるモノは文頭をずらすなどしてかきます

 例えば、私の好きな昼食のメニューは、
   焼肉定食、ラーメン、シーフードカレー
です。これを次のようにかきました。
<好きな昼食メニュー>
 ○定食
  ・焼肉定食
 〇ラーメン
  ・ラーメン
 ○カレー
  ・シーフードカレー

 焼肉定食、シーフードカレーとラーメンはスケールやレベルが異なります。そこで、スケールやレベルをそろえるため、「ラーメン」と同じスケールやレベルの言葉を選び、「焼肉定食」「シーフードカレー」を位置づけました。 

 このようにかくと、羅列より情報が整理されているように見えます。加えて、「ラーメンて豚骨?」「(カレー、定食、ラーメン以外の)パスタは?」みたいに、【次】もみえやすくなってきます。

 構造化してレポートを「かく」ことが今以上にできるようになれば、私のファシリ力(ぢから)も少しは向上すると期待しています。

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
 


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