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セカンド語学学校
そんなこんながありまして、
語学学校へようやく入れることになった。
8月の終わりに申し込んで、結局2ヶ月かかった。
16年前にもあったけど、語学学校へ入るにあたって、
クラス決めのための簡単な面接がある。
簡単な面接が・・・
と思っていたけど、なんのイケズか、結構ガチの試験をされて、
しかもそれがまぁまぁアンフェアな感じだった。
穴埋めの問題を、なければ絶対無理やろうという選択肢なしで解かされたり、
英語とデンマーク語で自己紹介書いた後に、品詞をデンマーク語で答えさせられたり、
そもそも解答時間知らされてない状態で問題を解いている途中に、
解答を急かすかのように横でウロウロしながら「難しかったら言って」と何度も言われたり。
その結果、16年前、tak(ありがとう)god morgen(おはよう)とかしか言えなかった時のクラスより下に入れられてしまった。
もちろん、それがすんごい腹たってたんだけど。
5、6回通ってて、
「まぁいっか!」となっている私。 単純。
その理由は、
どのみち後1ヶ月半しか通えない。
意外と基本的なところで 忘れてること、わかってないことがある。
そして何より、語学学校はやっぱり新鮮で楽しい!
ってことが一番の理由。
16年前、私が通っていた語学学校は昼間のクラスだったこともあり、
クラスメイトは30~40代の主婦が多かった。国籍も様々。
今はご時世もあり、年齢層は様々ながら、ウクライナからの人が圧倒的に多い。
クラスメイトとは今の所そんなに話す機会はないけれど、
今、ありがたいことに、近くに住むウクライナの皆さんと一緒に、
ルーマニアの女性が運転する車に乗せてもらって学校へ行っている。
3月から難民としてウクライナから来て、ホイスコーレで働いているTが
「知り合いが車出してくれるから一緒に乗って行く?往復で30krだよ」と
誘ってくれた。
お互い言葉が大して通じないのに、こうやって誘ってくれることが本当に嬉しい。
電車で行くと50krくらいかかるので、節約にもなる。
みんなニコニコしながら、互いはダダダダダ〜〜っとウクライナ語を話しながら、
私とはお互い拙い英語で会話して。時にはgoogle translateで会話して。
「別れた旦那が養育費払わないから大変!」だとか。
「12月の終わりにウクライナに一旦帰って、娘を連れて戻ってくるよ」とか。
「ウクライナは冬場は−20度にもなるんだけど、うちの周りは
今電気が止まってるせいで寒くて仕方ないらしい」とか。
風邪引いたから学校休むとメッセージ送ったら、
「今日学校でボルシチ作ったよ。あったかいスープ取りにおいで!」
と返してくれたり。
こういうシンプルで何気ない会話が、一番心地よく感じてしまうのは、
今も15年前も同じだな。
語学学校もオンライン授業が増えていて、
いつでもどこでも受けられる、脚代がかからないというメリットもあるけど、
私はやっぱりこういうのが好きだ。
色々腹立つこともあるけど、
「デンマークありがとう」 と今日も思った。
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