やさしくも刺激的な麻婆豆腐【中国菜老四川 飄香】@銀座
うまい麻婆豆腐が食べたくなり、本格成都の伝統四川料理が楽しめる【中国菜老四川 飄香(ピャオシャン)】銀座三越店に行ってみた。
店内は一面ガラス張りなのでランチタイムは採光良く、夜は銀座の夜景が楽しめる。
ランチタイムはいくつかコースが用意されている。
今回はその中でも気軽に楽しめる《ランチ得セット》を注文。
ランチ得セット:2200円
こちらのランチは前菜3種盛りと黒酢すぶたに6種類あるメインの中から好きなメインを1品選ぶことができる。
冷菜三味竹盆(本日の前菜3種盛り)
左から、さっぱり浅漬け風ピクルス。
中央はスモークダックで、ほんのりスパイシー。
飄香オリジナルの香り良いラー油、一滴香(イーディンシャン)がけのあま~い茄子。
ちょっとビールが飲みたくなる。
香醋肉片(黒酢すぶた)
酸味控えめ、甘味のある濃厚ないい塩梅のタレがかかっている。
豚肉はサクッと食感。山芋はサクサク食感。
本場四川の麻婆豆腐
こちらのメニューにはスープとライスがつく。
スープは鶏だけではなく野菜なども感じる複雑かつわずかに酸味感ありでさっぱりとした味わい。
四川の麻婆豆腐と言うと、唐辛子や山椒が効きまくり、辛い味を想像していたのだが、さほど辛さの主張はない。
主張はないのだが、食べ進むにつれ、ジワジワと汗が出てくる。
辛さが前面に来ない分、きちんと麻婆豆腐の奥深いうまさもわかる。
華やかな香りである一方、しっかり濃いめの味なこともありライスとの相性は言うまでもなし。
正宗担々面 加茶葉蛋正(本場四川の汁なし担々麵 お茶タマゴ入り)
坦々麺は混ぜそばスタイル。麺の下にタレ。
花椒がふわりと香る。
肉あんをよ~く麺にからめるのがポイント。
お茶で煮た煮卵は黄身の塩気具合もちょうどよし。
飄香は本場四川のスパイスを多用した料理をウリにしており、スパイスも一辺倒ではなく、そこに奥深さも感じられる中華であった。
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