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昭和感じる【中華そば 萬福】@東銀座

ドラマのセットのような佇まいの【中華そば 萬福(まんぷく)】。

実際、店の歴史は古く、大正時代、屋台からスタートしたんだとか。

店内に入ると、まだ住所が木挽町だった時代の住所プレートが掲げられていたり、黒電話があったりする一方、

ユニクロとコラボしたオリジナルTシャツがかかっていたりする。

席はカウンターとテーブル席がある、いわるゆ町中華的な雰囲気。

中華そばと店名にはついているが、メニューは中華そば以外もいろいろある。しかし、この日たまたまか、出るメニューはほぼ決まっている。

いろいろあるけれど、ほとんどの客が看板メニューの中華そばか、時期的に冷やしそば、それに炒飯や餃子を注文。

サッポロラガービール:600円

焼き餃子:660円

少し多めの油で焼いているような、こんがりと焼き目がついた焼き餃子。

肉あんはしっかりとした歯応えで、時折野菜の存在を感じるが、肉メインの餃子。皮は少し厚め。下味はしっかりとついているので、醤油なしの酢とラー油でもいい感じ。

冷やしそば(醤油味):980円

見た目、王道な冷やし中華。

具は、もやし、きゅうり、たまご、チャーシュー、紅生姜。
タレは酸味控えめで、結構甘さが効いているので、お好みでテーブルに置いてある酢をたっぷりかけるとよい。

具とのバランスのせいかもしれないが、結構麺の量があるような気もするが、大盛を注文している客も多い。

中華そば:650円

【萬福】と言えば、この黄色い三角形の薄焼き卵が乗った中華そばが有名。

スープは動物系ベースとのことだがわいわゆる鶏ガラのスッキリした味というより、どこか魚介が入っていそうな味わい。

やはり麺は多めか。

昔ながらの店ではあるけれど、東京の王道な中華そばとは一度違う、中華そばであった。

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