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ダバインディアの味【ゴンド】@神田駿河台

以前神保町、お茶の水界隈をおさんぽ中、雰囲気のいい外観とインド人シェフの姿が目に留まり、チェックしていた【Indian Street Food & Bar GOND(インディアンストリードフードアンドバー ゴンド)】。

店のことを調べてみたら、京橋に店を構えていた南インド料理【ダバインディア】の新生店。
そうだそうだ、店の名前を失念していたが、行きたかった店じゃないかと、後日ランチに足を運んでみた。

店内はティールグリーンと言うのか、ヴィヴィットな青緑色や芥子色、真紅と言うか赤紫と言うか、落ち着いた色合いの調度品と見事に調和し、とても素敵な空間。

休日のランチタイムはホリディランチということでミールスが3種類用意され、アラカルトも注文できる。
ミールスにはアルコール含むワンドリンク付きだったので、ビールを注文。

余談だが、注文後に席を外したら、席に戻ってくるまでビールを出すのを待ってくれていたのは嬉しい心遣い。

チーズクルチャ:500円

焼きたてアツアツのナンに包まれたチーズはとーんろり。
カレーと合わせてももちろんうまいが、これはビールのつまみに前菜的に食べるのがなおうまし。


骨なしタンドリーチキン2種とカリフラワー焼き:500円

オレンジ色のチキンは王道マサラ味のもも肉。スパイスの香りよく、そのままでももちろんうまいが、添えられているほんのり酸味ありなミントソースがけもまたうまし。

色白のチキンはムネ肉か。タンドリー窯で焼いた香ばしいいい香り。絶妙な下味の塩加減とシンプルゆえ香りが際立つ。

そして、カリフラワーがカリフラワーであってカリフラワーではなくうまいんだ。
これはもっとたっぷり食べたいぐらいうまい!


A.ランチミールス ~南インドの定食~:2400円

カレー3種(チキン、魚、サンバル)、ラッサムスープ、海老のポリヤル、プーリ、バスティマライス、パパドの盛り合わせ。

薄くパリパリ食感のパパドは塩味もついているのでそのままビールのつまみとして食べてもおいしいが、割って、バスティマライスの上にまぶして食べるもまたよし。

プーリ―は要は揚げパンなのだが、香りよく、軽い。
カレーと併せるのもよいが、お口直し的な存在でもある。

ラッサムは豆の香りがやさしく広がるが、辛さもしっかりあり。
とろとろの茄子や唐辛子も入っている。

サンバルは酸味とコクのバランス絶妙。

大き目なチキンが入ったチキンカレーは結構辛口だが、安定のうまさ。

一方、魚はココナッツベースでまろやか。コレ、ライスにも合ってお気に入り。

海老のポリヤルは海老の他、ピーマンや玉ねぎが入り、スパイスが効いている。


B.ランチヴェジミールス ~南インドの野菜定食~:2400円

カレー3種(豆、野菜、サンバル)、ラッサムスープ、ヨーグルトサラダ、プーリ、バスティマライス、パパドの盛り合わせ。

豆のカレーはひよこ豆がゴロゴロはいっていて、しっかりスパイスの香りと味わいも広がる。

野菜はブロッコリーや里芋など具沢山。野菜の旨みが凝縮されていて、動物系が入っていないのに味わい深い。

ヨーグルトサラダはサラダとして食べるものかと思いきや、サラサラとしていて、ソース的な感じに他のカレーと併せると、酸味がプラスされ、これまたうまし。

バスティマライスにラッサムとお好みのカレーなど混ぜ併せて食べる。

最初のヒトクチはカレー単品で楽しむのもよいが、いろいろ合わさることでまた新しい味となり、まったく印象も異なる。
おもしろいのは、どう併せても違和感なくしっくりとくるうまさ。

ラッサム、サンバル、ライスはお替り可。
カレーなどけっこうたっぷりな量なので、ライスのおかわりもたっぷりいただく。

カレーはもちろんのこと、添えられている薬味というかスパイスに至るまで、辛かったり、酸っぱかったりと五味を楽しめるワンプレート。

【ゴンド】のコンセプトは飲めるインド料理店とのことなので、今度はストリートフードを中心に攻めてみよう。

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