こんなカヌレ食べたことない!【シーン カズトシナリタ】@麻布十番
昨年末、突如現れたまるで高級ブティックのようなパティスリー&ブーランジェリーの【Scene KAZUTOSHI NARITA(シーン カズトシナリタ)】。
KAZUTOSHI NARITA氏は世界の名だたる名店でシェフパティシエを務めた方で、白トリュフの塩パンがうまい【トリュフベーカリー】とタッグを組んでオープンしたのがこちらのお店ということらしい。
時間は15時30分。
そう言えば、絶品と評判のカヌレが15時に焼きあがるんだよなということを思い出し、ちょっと寄ってみた。
ショーケースに並ぶパンは菓子パン的なもの、バゲットなどのハード系、たまごたっぷりサンドウィッチなど並ぶ。
カヌレ:320円(外税)
ヒトクチサイズのこちらのカヌレ、焼き立てを帰り道に食べるのがベストとのことなので、帰り道、ポンとクチに運んでみた。
衝撃が走る!!
薄い表面はパリパリとした食感ではあるものの、リッチなプリンのようにカスタードとお酒の香りがパッと広がる。中はとろ~~っとやわらかな食感で、こんなカヌレはじめてだ!
ほんと、たったヒトクチでなくなってしまう大きさではあるが、その存在感と満足度はかなり高い。
時間が経った場合の復活方法がこちらに記載されていて、試してみる。
買ってすぐに食べた時と同じようにはいかなかったが、それでもうまいはうまい。
生絞りクリームパン:320円
「生絞り」というワードに惹かれ購入。
カヌレがあの味わいであるならば、クリームパンもカスタードが目から鱗のうまさだろうと、居ても立っても居られず、即食べてみた。
想像していたいわゆるカスタードクリームを使ったクリームパンとは異なり、生地はブリオッシュ生地で、バニラビーンズが入ったたっぷりのクリームはカヌレのプリンのよう甘く濃厚な味わいではなく、甘さ控えめなクリームであった。
クロワッサン:350円
一晩経っても外側はパリパリ。
ミルキーなかおりがふわりと広がる。塩気は強すぎず、サクサクと軽くなかうまい。これも焼き立てはまた格別なんだろうなと容易に想像できる。
ブーランジェリーでもありパティスリーでもあるこちらのお店。成田一世氏はミシュラン星つきのフレンチでシェフパティシエを務めてきたという経歴があることからも、カヌレのおいしさが群を抜いているのも納得。
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