素朴で温かな【粟餅所・澤屋】@北野白梅町/京都
北野天満宮の門前に店を構える、江戸時代創業の【粟餅所・澤屋(あわもちどころさわや)】。
ちょうどお茶時間ということもあり、店の前には行列ができているが、回転率はよく、さほど待たずして店内に案内される。
カウンターで注文。支払いは後払いとなる。
紅梅:500円
握りたてというのか、丸めたてというのか、ほんのりあたたかな粟餅はあんこときなこの2種が盛られている。
やさしい甘さのなめらかなこしあんともっちもちで少し粒を感じる粟餅。
きなこは香りよく、こちらも粟のぷちぷち感も楽しめる。
餅とは異なる軽さにもっと食べたい衝動に駆られる。
こちらのお店、いつ訪れても実に温かい雰囲気が溢れている。接客が丁寧ということだけではない、心からのもてなしが感じられ、粟餅のやさしい甘さと共に、ホッと一息つける甘味処である。
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