上品系うどん居酒屋【NADABAN by HAL YAMASHITA】@日比谷
東京ミッドタウン日比谷内にある関西うどん&炉端焼きの【NADABAN by HAL YAMASHITA(ナダバン ハルヤマシタ)】。
店内は入口部分がかなりオープンな感じ。テラスに面して大きな窓があるので、狭いながらも開放感がある。
生ビール:580円(外税)
いきなりうどんも寂しいので、今月のおすすめから一品。
ちなみに、つまみメニューは充実している。
鶏じゃが煮:680円
ほんのり効いたバター風味の煮ものとは新しい。
バターは後から添えられているだけなので、すべてがバターの香りというわけではなく、時折バターの香りが広がる。
甘みも醤油も効き、こっくりとした味で、じゃがいもはとろとろのやわらかさ。鶏肉もしっとりやわらかでうまいな。
うどんは温かいものと冷たいものがあり、種類としては温かいものが多い。
おにぎりも種類豊富でそそられる。
神戸のにんすま 黒毛和牛肉おうどん:1250円
昆布山椒にぎり:270円
関西風の透き通った(と言っても牛肉が入っているので少し濁りはあるが)汁。枕崎本枯節と羅臼昆布をベースに薄口醤油ともち米本みりんを使用とのことで、そこに牛肉のうまみがしっかりと出ている。
薄切りの牛肉はやわらかで、ニンニクの香りがパッと広がり、コクをプラス。
うどんはやわらかすぎず、かたすぎずちょうどよい食感。
そのままでもおいしいが、卓上にあるハルヤマシタ特製極上七味をたっぷりとかけると、山椒の香りと辛味が広がり、これまたうまし。
汁がうまい。
あたたかいごはんで握られた手作りおにぎりはふっくらとした仕上がり。
山椒がほどよく効いた昆布もうまい。
幻の岩津ねぎおうどん:980円
「幻」なんて書かれては気になるってもの。
ねぎは甘くやわらか。関東のねぎと違い、青い部分もやわらかで辛味なく、むしろ甘みがありうまい。
透き通った汁にはわずかにとろみがついているので、アッツアツ。
先の黒毛和牛肉おうどんと比べると、同じ汁とは思うが、キリっとした味わい。
シンプルだけどこちらもうまい。麺に汁がよく絡んでいる。
こちらも最後は特製七味を入れていただいてみたが、合うな。
こちらのお店、うどんだけ利用も、ちょい飲み利用も、しっかり飲み食い利用も対応可能で、かつシンプルな味付け故、人を選ばず、かなり使い勝手の良い店だな。
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