見出し画像

カカオ感じる【ミニマル】@代々木八幡

小田急線代々木八幡駅八幡口から徒歩5分ほどの場所にある【Minimal 富ヶ谷本店(ミニマルとみがやほんてん)】。

こちらのお店、板チョコレート専門店ではあるが、店内もしくはテラスでチョコレートを使ったスイーツやドリンクも楽しむことができる。

店舗はこじんまりとはしているが、白を基調とし、通りに面して大きな窓になっているせいか、窮屈さはない。

今回は富ヶ谷本店限定のスイーツメニューを注文。


チョコレートアップルパイ 和ほうじ茶セット:1705円

ハーブの香りがするトリニダードトバコのチョコレートを使ったアップルパイは目の前で温かいチョコレートソースをかけて仕上げてくれる。

手織りのパイ生地の中にリンゴのソテー、チョコチップ、チョコクリームを包んで焼いている。

上にはカカオの香りづけをしたミルクソルベとパリパリ食感のリンゴチップが添えられている。

サックサクなパイ生地に相対するかのように中にはやわかく煮込まれたリンゴのソテーがゴロゴロと姿を現す。
リンゴのソテーの甘さとほろ苦さのあるチョコレートのバランスが絶妙。

皿の周りにはカカオニブに砂糖がけしたものととリンゴのシードルのソース。

濃厚なチョコレートとリンゴの果実感を贅沢に感じるアップルパイ。


Bean to Barチョコレートパフェ-CACAO JOURNEY- 和ほうじ茶セット:2035円

5種のチョコレートとチョコレートを楽しむための12パーツから作られたチョコレートを味わい尽くすパフェとのこと。

サブタイトルに「CACAO JOURNEY」とつけられており、ガーナ、タンザニア、ベトナム、コロンビアのチョコレートを味わうことができる。

コロンビアの先住民アルアコ族がつくる希少なカカオ豆のみでつくったチョコレートのアイスはお酒ような甘い香りが広がる。

小さなシュー生地の中にはほどよくビターが効いていて、フルーティな香りのチョコレートクリーム。

サクサク食感のクランブルもチョコレートの香りをしっかりと感じる。

ミルクソルベにはカカオニブの食感がある一方、なめらかなシブーストがその下に。

金柑ゼリーが実に香り高い。皮の苦味も活きている。

グラスの一番底にはねっとりとしたガナッシュと、香りや味だけではなく、食べる場面場面で異なる表情を見せてくれ、食感もいろいろと楽しめるパフェであった。

この日、バレンタインデー前と言うこともあり、多くの女性客が来店していたのだが、男性客、しかも場所柄か、欧米人の男性客の姿もちらほらあったのが印象的であった。

お会計の際、いちごのチョコレートサンドクッキーをいただいた。

いちごの甘酸っぱさにビターなチョコレートのクッキー生地を合わせただけではなく、最後にパッとバラの香りが広がる、ちょっと大人なスイーツ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?