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ラム酒とコーヒーとドライカレー【カフェ・ハイチ】@新宿

新宿センタービルに店舗を構える【Cafe HAITI(カフェ・ハイチ)】。

外観、内装共に南国風な雰囲気が漂っているが、BGMはジャズっぽい。
ちなみにハイチは中米カリブ海に浮かぶ島の一つである。

【カフェハイチ】と言えばドライカレーが有名な店で、ランチタイムはセットメニューが2種類用意されている。

ドライカレー単品は1,100円なので随分お得感あり。

Aランチ:1210円

Aランチはサラダではなくアツアツのトマトスープがつく。トマトの酸味が効いたスープだが、ベーコンのコクもあり。

ドライカレーは平べったく盛られた少し硬めに炊かれたライスの上にルーが乗っている。

玉ねぎをよーく炒めた感あるルーはスパイシーでほどよく辛さも効いていて、爽やかさも感じる。

激辛注意のタバスコスコーピオンを試しに一滴落としてみたが、一滴でも結構辛い。もともと、カレーの辛さの蓄積もあるかもだが、汗じわり。
でもこの辛さもクセになる。

ランチにはコーヒーがつくのだが、クリームの他、ザラメとラム酒がセットで出てくる。なんでもハイチではコーヒーと砂糖が特産品で、砂糖から作ったラム酒をコーヒーに合わせて飲んだりもするらしい。

そんなコーヒーはハイチから輸入したコーヒー。まずはストレートで飲んでみるとビター感はあるが深煎りと言う感じではなく、後味はあっさりとした味わい。

そこにラム酒を何滴か落とす。
何滴かなのでラム酒の香りやアルコール感の主張はさしてないが、ほんのりと甘味が感じられ、味に奥行きがでる。

ちなみに、ハイチの伝統料理を調べてみると、特にドライカレーの項目はなかったが、今から50年ほど前に創業者(?)がハイチの家庭料理として食べたカレーを日本風にアレンジしたのが【カフェハイチ】のドライカレーとのこと。

また、【カフェハイチ】はハイチカラコリコーヒー総輸入元。
昨今の日本はシングルオリジンのコーヒー専門店も増え、マイナーな国のコーヒーも楽しめるようになったが、ハイチコーヒーは中でもレアかもしれない。


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