元気いっぱい【魚酎】@明大前
京王線明大前駅すぐの路地に店を構える【魚酎 UON‐CHU(うぉんちゅ)】。
活気ある店内は予約の電話の時点でそれが伝わるほど。実際店に足を運んでも活気があり、スタッフみんな元気いっぱい。
店名に『魚』とついているだけあり、メニューは魚がメイン。
とは言え、魚一辺倒ではなく、肉や野菜もそれなりにあり、こちらもこだわっている感あり。
生ビール:605円
お通し:330円
お通しは大根サラダ。
魚酎の桶刺盛(小):1078円
小とは言え、シロイカ、くろむつ、サワラ、シメサバ、天然ぶりにサービスでネギトロが2切れずつとモリモリ。厚みもイイ。
シロイカは食感がとろっと感とパキッと感が融合し、甘く、シメサバは酸味おだやか。
クロムツは皮を軽く炙っていて、香りよくうんま。
さわらも身がとろっとやわらかで、こちらも皮を炙っているので、香りも楽しめる。天然ぶりもほどよい脂のノリでどれもうまし。
サービスのねぎとろは巻物で、酢飯の食感がプチプチしていておもしろい。
桶にはたっぷりの海藻が敷き詰められているのだが、フードロスを意識し、海藻をしゃぶしゃぶして食べる用のスープを出してくれる。
なんでも沖縄そば用の出汁というようなことを話していたが、印象としては永谷園のお茶漬け的で、それはそれとして残さず海藻を食べることができる。
こちらの店、日本酒にも力を入れているようで、いろいろなタイプの日本酒を同一価格で飲むことができ、また好きなお猪口を選ぶことができる。
新潟 天領盃 純米吟醸:616円
朝〆 鶏の炙りもも焼 ネギ塩:638円
味はネギ塩かタレが選べる。
ネギ塩は胡椒の香りが湯気とともに広がる、鶏肉はやわらかでネギ塩は塩気で攻めてこないのがよい。
銀杏:550円
アッツアツの銀杏はクッサ。
でももっちりしていてうんまッ。
店の入口付近に炉端というほどではないが、炭火の焼き台があったので、原始焼なる焼き魚を注文することに。
伴助のほっけ:1518円
それに合わせるのは
栃木 大那 特別純米初搾り 無濾過生:616円
一度食べてみたかった伴助のほっけ。
伴助は銀座に店を構える高級干物店。
ほっけとしてはサイズは大きくはないが、肉厚。
見るからにしっとりとした身は香りよく、うまい。
塩加減も絶妙で、じっくり炭火で焼いているからか、骨まで食べることができる。香り華やかな大那がよく合う。
最後落ち着いたところで、アツアツのあら汁がサービスされる。
スタッフも客層も若いので、どうかな~なんて思って入ってはみたけれど、魚もうまく、対応もよく、楽しい気分で酒と魚を楽しめる居酒屋であった。
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