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味が決まる調味料【ハリッサ】

マイブームの調味料、【HARISSA(ハリッサ)】。

その火付け役となったのは、『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』という番組。世界の調味料博士ちゃんの「味が決まる」と言うキーワードを交えたプレゼン力に心掴まれたのは否めない。

番組(再放送)終了後、カルディを何軒かハシゴしてみたものの、テレビ効果なのか、どの店舗も品切れな中、明治屋でハリッサを発見!!

BARNIER HARISSA(バルニエール ハリッサ):825円

ちょっとコジャレタ感があるのは、フランスのメーカーだからだろうか。
ラベルにはにんにくと唐辛子のイラストが描かれていて、瓶越しにも、唐辛子の種がポツポツと見える。

原材料は赤唐辛子、にんにく、玉ねぎ、食塩、食用オリーブ油、香辛料、食用ひまわり油、コリアンダーシード、乳酸と記載されている。
番組内ではパプリカがどうのと言っていたので、紹介されていたハリッサはこれではないようだ。

蓋を開けると、タコスに使われるスパイスの香りが広がる。
それだけを味わうと、唐辛子がしっかり効いていて辛いが、これを使えばおいしくなるのが容易に想像できる。

ちなみに、wikiによると(一部抜粋)、
『ハリッサ(Harissa, هريسة)とは、唐辛子を元に作られるペースト状で辛口の調味料。マグリブ地域圏、特にチュニジアで多く用いられる。ヨーロッパ、特にフランスでも容易に入手可能である。』

なるほど、これがフランス産だったのも合点がいく。

番組放映後ひと月ほど経っただろうか、ダメ元でカルディを覗いてみたら、なんとハリッサ在庫あり!

MOROCCO HARISSA(モロッコハリッサ):415円

こちらのハリッサの原材料はパプリカ、菜種油、食塩、にんにく、唐辛子、玉ねぎ、砂糖、醸造酢、ごま、コリアンダー、クミン、調味料、酸化防止剤と記載されているので、おそらく博士ちゃんの家ではカルディのハリッサを使用していたのだろう。

カルディのハリッサはパプリカが入っていることもあり、ハリッサだけを味わってみると、先ほどのバルにエールのハリッサよりも甘みもありやわらなか味わい。

使いやすさからいったら、カルディのハリッサに軍配ありかな?と思いつつ、実際に料理に使い食べ比べてみることに。

ハリッサはタコスに使われるソースの香りがするだけあり、ひき肉との相性は抜群。

肉味噌和え麺(コウケンテツレシピアレンジ)

《材料(二人前)》
・合いびき肉:250g
・長ネギ:10センチをみじん切り
・塩コショウ
・ハリッサ:大さじ2
・中華麺
・トッピングはお好みで(トマト、キュウリ、パクチー)
《作り方》
合いびき肉と長ネギを炒め、そこに塩コショウとハリッサで味付けしたものを茹でた中華麺の上に乗せ、野菜をトッピングすれば出来上がり。
全体をよーく混ぜて食べる。


結構本格的!チキンケバブ

《材料》
・鶏もも肉:1枚(400g)
・ハリッサ:大さじ3
・ヨーグルト:大さじ3
・塩:ひとつまみ
《作り方》
・水気を切った鶏もも肉を一口大に切り、ハリッサ、ヨーグルト、塩を混ぜよくもみこみ2時間ほど漬ける。
・焼く30分ほど前に冷蔵庫から鶏もも肉を取り出し常温に戻しておく。
・魚焼きグリルで焼くだけ。

こんな手軽にインド料理屋で食べるあの味が作れるとは!!


ラタトゥイユ

《材料》
・茄子:2本
・セロリ:1本
・パプリカ(赤):1個
・パプリカ(黄):1個
・ズッキーニ:1本
・玉ねぎ:1個
・トマトピューレ:1袋
・トマトジュース:100cc
・茅乃舎洋風だし:1袋(粉末のみ)
・ハリッサ:大1
《作り方》
・茄子とズッキーニは1.5センチ幅の半月切りに。それ以外は2センチ角にカット。
・オリーブオイルで玉ねぎ、茄子をサッと炒めた後、他の野菜を入れ、全体を混ぜ合わせた後トマトジュースとトマトピューレ、茅乃舎洋風だしとハリッサを入れ、中火で煮込む。

ほどよく辛味もつくので、パスタソースにもgood!


ちなみに番組内では餃子にハリッサをつけると「決まる!」とのことだったので試してみた。

う~ん。サンドウィッチマン絶賛の直接ハリッサを合わせる直ハリッサだけでなく、酢で伸ばしても、ハリッサの味が勝ってしまう気がして、個人的にはナシな組み合わせであった。餃子はやっぱラー油だな。

一方、シンプルなとり唐は相性抜群。ビールがススムな。

ハリッサ対決としてはどちらも甲乙つけ難し。どちらも味が決まる。とは言え、料理や素材によってはハリッサが主張し過ぎるので要注意。

少し辛いほうが好みであればバルニエールのハリッサを、マイルドに仕上げたいならカルディのハリッサかな。

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