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侮れない大阪発の大衆居酒屋【徳田商店】@有楽町

東京交通会館地下に【大衆飲み処 徳田商店(とくだしょうてん)】なる居酒屋があり、店の前には数組の待ち客あり。

気になり調べてみると、大元は大阪で明治時代に創業した酒屋とのこと。いろいろこだわりもありそうだったのでちょっと寄ってみることに。

メニューは用意されてはいるものの、注文はQRコードを読み取って行う。

つまみメニューはバラエティに富んではいる。
この日は残念ながら低温調理の鶏レバーは売切れであった。

生ビール:480円

【徳田商店】ではお通しはない。


牛すじ煮込み:490円

脂身かと思った白い食材は味がしみしみなこんにゃく。
塩味の煮込みもいいね。

さすが母体が酒屋ということもあり、山崎や白州の記載はあるものの、結果、売切れ。

角ハイ:390円

おまかせ三種盛り:720円

見た目、なかなか質が良さそうな刺盛り。
醤油は2種類用意されているので、本マグロはたまり醤油で食べてみる。たまり醤油と言っても甘みが主張しすぎないので、ほどよく酸味が感じられる本マグロによく合う。

かんぱちは脂が乗り、身も締まっている。

鯛は弾力があり、どれもなかなか。


鶏と白菜のうま煮:330円

やさしい味わい。ごま油の香りがアクセント。

酒のあてバッテラ:580円

これはなかなかスゴイぞ!
サイズは小ぶりではあるが、肉厚!!

酸味がガッツリ効いていて下手な寿司屋のそれよりうまい。

ヘルメスソースの焼きそば:530円

大きくカットされたキャベツに肉、紅ショウガと至って普通の焼きそば。
まして居酒屋の焼きそばなのでさして期待もしていなかったのだが、衝撃的な焼きそばであった。

もちっとしたストレート麺に絡むソースのうまさたるや。
ヘルメスソースとは大阪の地ソースらしいのだが、なんとも奥深い。
肉もカスカスしておらず、ちゃんと存在感を出していて、居酒屋の焼きそばと侮れない出来。

他のつまみも総じてうまかったが、このヘルメスソースの焼きそば目当てにまた足を運びたいぐらいだ。一皿のボリュームは少なめではあるが、その分いろいろつまめ、楽しい居酒屋であった。

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