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玉ねぎとスパイスの掛け算【curry 草枕】@新宿御苑

新宿御苑の新宿門すぐそばにある雑居ビルの2階に店を構える【curry 草枕カリーくさまくら)】。

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ビルに近づくと食欲そそるスパイスのいい香りが漂う。

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人気店ということもあり、ランチタイムは階段に沿って行列が出来ているのだが、回転は早い。

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マンションと言うか、事務所の一室を店舗としていることもあってか、キッチンを改造したかのような造り。

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客席はテーブル席とカウンター席がある。
場所柄若い世代が多いが、カウンター席が充実していることもあり、女子おひとりさまの姿も多い。

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カレーは6種類あり、辛さとご飯の量を選ぶことができる。
トッピング自体は3種類ではあるが、いろいろ組み合わせや追加などアレンジ対応もしてくれる。

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先日、ここのチキンカレー(830円)を食べた時の味と香りが忘れられず、再訪。

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チキンカレーはちょっと見た目寂しいが、ルーがうまいのでまったくもって物足りなさを感じなかった。

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辛さについては1~10まであり、1番で一般の中辛程度、2番で辛口、3番がおすすめということだったので、3番にしてみたのだが、このルーなら、もう少し辛くしたほうがもっとうまくなるはずと、今回は5辛にしてみた。

ナストマトチキン(ごはん大盛):1030円

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ルーは見るからにすりおろした玉ねぎがたっぷり入っている。なんでも、一皿につき、玉ねぎ1個使っているという!
なので、サラサラというよりはとろとろとしている。

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湯気と共に立ち上がる香りからもスパイス感じるが、クチに含むと、クローブを先頭にスパイスの香りが広がる。

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ヒトクチめは小麦粉や油を多用していないからか少しさっぱり軽めに感じるのだが、食べ進むにつれ、スパイスや玉ねぎなどがクチの中で重なってきて、深みを増していく。
ちなみにチキン自体もむね肉なのかさっぱりとしている。

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素揚げした茄子はやわらかで香りよく、茄子はマストだな。

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プチトマトは酸味が効き、辛さをリセット。

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ちなみにごはんは大盛ではあるが、少し辛さを増すことで、ルーとのバランスはちょうどよい。

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海老とプチトマト(ごはん大盛):1030円

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ベースのカレールーは同じなのかもしれないが、先のナストマトチキンとは全く異なる味わい。

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華やかなスパイスの香りの後から少しビターな味わいが広がり、その一方で甘さも感じ、いろいろな表情を持っている。

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なんだろう、なんとも表現し難いが、じわじわクセになるカレーとでも言おうか。辛さは、3と大差ないようにも感じるのだが、これまたじわじわと汗が吹き出てくる。

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最初のヒトクチは正直、なんでこんなにもこの店のファンがいるんだろうと思ったりもしたが、1回より2回、2回より3回と回を重ねるにつれ、虜になっていくカレーな気がした。

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ちなみに、辛さのグレードが変わると、また味の印象も変わるように設計されているらしい。
ラッシーサービス券ももらったし、また行ってみるかな。

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