巴蜀料理はビールにもライスにも合う【梅香苑】@若松/新宿
都営大江戸線若松河田駅、河田口出口から通りをはさんですぐの場所に店を構える【中華菜館梅香苑(ばいかえん)】。
こちらのお店、1976年創業で、巴蜀(はしょく)料理が食べられる中華料理店とのこと。巴蜀料理とは、四川から東に1,000㎞以上離れた武漢の、香辛料や発酵食品を使った医食同源の料理。
14時過ぎにもかかわらず、店内満席で、入れ替わり立ち代わり客がやってくる。(ランチタイムは15時までとなっているが、この日はラストオーダーが15時であった)
ランチタイムはセットメニューの他、
単品で麺類、点心、炒飯が用意されている。
生中:550円
巴蜀風麻婆豆腐セット:1050円
麻婆豆腐にライス、スープ、搾菜、杏仁豆腐がついている。
スープは卵とわかめのスープ。
麻婆豆腐は山椒が効いているが、唇がシュワシュワと痺れることはなく、また唐辛子の辛さもそこまで強くはない。
辛さはお好みで調整できるよう、ラー油もついている。
豆鼓がたっぷりはいっていて、しっかり濃いめなコクのある味なので、ライスが合うんだ。
ライスだけではなくビールにも合うんだ。
餃子:630円
気持ちサイズ大きめな焼き餃子はこんがりといい色合い。
ひだもキレイ。
下味がほどよくついているので、そのまま何もつけずに食べてもちょうどよい。豚肉多めではあるが、肉が全面に出すぎてこないので軽く食べられ、これまたビールにもライスにも合うんだ。
週替わり料理セットより
木須肉(ムース―ロー):1000円
木須肉とは豚肉、玉子、たけのこ、きくらげ、小松菜、ニンジンを炒めたもので、少し甘みのある味で、これまたライスが進むんだ。
卵はふわっとやわらかく、きくらげや小松菜の食感もアクセントとなり、フツーにコレうまいな。
セットについている杏仁豆腐はやさしい甘みで杏仁の香りよく、リセット。
店の雰囲気は町中華よりも格式高そうな雰囲気はあるものの、お会計を終え、店を出る際も、「いってらっしゃーい」とお母さんが声をかけてくれ、町中華感覚の中華料理店であった。
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