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真っ黒な蕎麦【小堀屋本店】@佐原/千葉5
創業天明2年(1782年)、江戸時代に創業した老舗蕎麦屋の【小堀屋本店(こぼりやほんてん)】。
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休日は名物の蕎麦を求めた観光客の行列が絶えない。
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建物自体は明治時代に建替えられたもので、奥に急こう配の階段があったり、
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通路を挟んで左右に座敷(と言っても、片側はかなり狭いが)があったりと、当時の蕎麦屋の雰囲気を感じながら食事をすることができるとのこと。
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こちらの名物は黒切りそばなる黒い蕎麦で、ほとんどの客はその黒い蕎麦である(冷)黒天もりを注文。
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(冷)黒天もり:2000円
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蕎麦には昆布が練りこまれているということで、このように黒い色になっているという。
昆布が使われているというので、なんとなく新潟のへぎそばのように、磯の香りが広がるのかと思いきや、特に昆布の香りが前に出てくることはない。
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そば汁は甘みある味わい。
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天ぷらは海老、ナス、レンコン、カボチャの盛り合わせで、ほんのりとごま油の香りが広がる。こちらのごま油は同じく佐原にある油茂製油のごま油を使っているらしい。
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(冷)天もり:1600円
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更科そばのように白っぽい色合いの蕎麦。
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黒切り蕎麦と比べると、少しやわらかな食感。
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そばつゆにつけて食べると、黒も白も味に大差はないような気がしなくもないが、ここに来たなら、やはり黒切りそばを食べるのが正解かも。
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ランチタイムは行列ができてはいるけれど、店内はそれを感じさせるようなせわしなさはないので、ゆっくりと蕎麦を楽しむことができる。
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