医食同源【スパイスカフェ】@押上
住宅街に突如現る鬱蒼とした木々。
何も知らなければ、ここだけ異空間にも思えるが、こちら、某口コミサイトでも常に上位に名前が挙がる【SPiCE Cafe(スパイスカフェ)】というランチタイムはカレーが楽しめる店だ。
夏の暑さも相成ってか、店の入口までですでになんだかワクワクしてくる。
ランチタイムは予約ができないということで、オープン前にはすでに行列ができていた。
HPによると、こちらの建物は1960年築の木造アパートで、セルフリノベーションをして開業したとのこと。
余計な装飾はほぼなく、実にシンプルだが、細かなところにセンスを感じる。
押し入れがあった場所にソファー席がある。
ランチは7種類のカレーの中からカレー1種もしくは2種を選ぶことができる。
今回はカレー2種をチョイス。:1500円
まずは生ビール:650円
お通しは豆の香りのするスナックでほんのりスパイシー。
ビールのつまみにももちろんよいのだが、カレーにかけてもgood!
ライスは1杯はお代わり可とのこと。
ライスには4種の付け合わせあり。
ほんのりスパイシーなマッシュポテトに、
酸味とスパイスがほどよく効いたキャベツのマリネと小松菜のマリネ。
それに豆を煮たものが盛られていたのだが、どれも単品でももちろん完成された味付けではあるが、他のカレーとも相性よし。
カレーは別皿で出される。
エビ:
海老のエキス出まくり!!
濃厚で香りたかし。
サンバル:
茄子とピーマンのカレーで、豆の香りがふわりと広がる。
茄子もピーマンも他の野菜もとろとろ。
優しい味わいだが、ほんのり辛さと苦味あり。
ガーリックチキン:
ガッツリにんにくが効いているわけではないけれど、香りよく、しっとりやわらかチキン。
ココナッツ:
ココナッツベースのせいか、今回注文した4種の中では少し異色。
クリーミーでこっくりとした味。ただ、ココナッツベースではあるけれど、香りがそれで終わることなくトマトの香りと酸味、ほんれんそうのシャキシャキ感もアクセントに。
おかわりのライスは別皿で運ばれる。
食後にマンゴームースとドリンクが運ばれる。
紅茶にはミルク、コーヒーには生クリームが用意される。
量としては少な目ではあるけれど、食後にちょっとしたデザートとドリンクがつくと、少し余韻を楽しめるので、嬉しい。
以前足を運んだ日本橋兜町の【HOPPERS by SPiCE Cafe(記事こちら)】もそうであったが、スパイスは多用されてはいるのだろうけれど、実にやさしく上品にすら感じる使い方。野菜や豆も多用しているので、食べていて、体の中をリセットできるような気分になれる。
カレーのおいしさ、店の造りだけではなく、スタッフの目も実によく行き届いていて、いい店であったな。
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