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カウンセリング初回

初めてカウンセリングというものを受けてみました。

知識のない僕は、「カウンセリングを受ける」=「あれはああしたほうがいい、これはこうしたほうがいい、だのいろいろ言われるもの」だと思ってましたが、全く違うものでした。

今日の予約時間は30分。これが長いのか短いのか今のところはよく分かりません。カウンセラーの方は、僕より少し年上くらいの物腰の柔らかい話しやすそうな好印象の女性でした。

今回は初めまして、ということで自己紹介代わりにこれまでの経緯を話しました。こういった話は今まで、妻、医師、会社の総務、直属の上司、同僚、など何度もしてきたので相手によってその都度変化をつけながら簡潔に説明できるようになってました。

カウンセラーは僕の話に相槌を打ちながら、ずっと聞いてました。そして話がとぎれると、僕の話の要点を繰り返し、その先を促すようなやりとりが続きました。

一方的に僕が話している形が続き、カウンセラーの方からの情報は何一つなく、こんなに僕ばっかり話していていいのだろうか? と思いながらも、相手にもっとよく理解してほしいので会社の業種や、分野や、僕の職種や会社での立場、会社の雰囲気などどんどん細かく説明をしていました。

気がついたら、あっという間にもうほぼ30分近く経っていました。カウンセラーは、今日は初めてで時間も短いのでここまでになりますが、もし次回があればまた色々話していただき、自分の思っていることや感じていることを外に出していけるような場にしていきましょう、と終えました。

終わってみて、すごくスッキリしました。時間が短く感じて、もっと話をしてもっと自分の気持ちを分かって欲しいという感じでした。

元々それほどお喋りな方ではなく、どちらかというと他人といる時は聞き役に回ることが多く、自分を出すことが苦手な人間です。悩みがあっても他人に相談することなく自分で考えて決めて解決してきたので、他人に頼ることが苦手です。甘えベタなんでしょうかね。年を経るごとにその傾向が強くなったようにも感じます。

だから仕事でも悩んだときに他人に相談したり、できないときに他人に振ることができず、自分で何とかしようとして抱えすぎて逃げることもできず、自滅していました。悪い癖です。でもこれまで仕事もプライベートもそうしてきたので、今更どうして良いのか分からないのです。

カウンセリングを終えて分かったことは、カウンセラーという人は当初僕が思っていたような占い師みたいにああだこうだ言う人ではなくで、とにかく話しを聞いてくれる人で、相談者が話しをする過程で自らいろいろなことに気づき、自らの力で解決できるように導いてくれる役割の人であると感じました。

今回カウンセラーに話してみて気づいたのは、自分の口から発する言葉は同じ内容を言っているようで毎回違ったニュアンスになったり、自分で少し進歩した考えを付け加えたりしているところでした。そんな自分に心のなかで驚いたり、自分の中に新たな発見もありました。

例えるなら、自分の素振りを鏡に写してチェックしているような、または壁打ちして自分の状態をチェックするような、そんな感覚でしょうか。

僕はかなりカウンセリングというものを誤解していたようです。本当に今の自分に必要なことで、もっとカジュアルに今後も自分に迷いがあったときや自分の行動が正しいのかチェックしたいときに相談してみるのはアリだなぁと感じました。(本当は身近な人に相談できるようになるのが良いのでしょうが…)

次回の予約はというと、一ヶ月後では長すぎて一週間後では短すぎるので、二週間後として、時間は今回少し話し足りなかったので40分としました。

次回のカウンセリングが今から楽しみです。


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