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シンプルにいつも1つ


あれもこれも意識して行動するなんてできない

本をたくさん読んだって

長い時間、話を聴いてたって

心に残るのは1つか2つくらい


欲張りにメモを残しても

そのメモを見返すことは無く

結局、印象的なものは1つくらい

そしてその1つも意識できないことが 多い

いともたやすく 忘れてしまうんだ


教会にいた頃、

講義を受けて心に残るものをスポーツの中で実践するというものがあった

"アルティメット" というチームプレイで行われるフリスビーの競技は

実践にはとても最適なように思われた

しかし、ほぼ動きっぱなしのそのスポーツでは

すぐに息は上がり

たちまち肩で呼吸をするようになる

足は重くなり、そんな中  得点を離されれば

意識していたものなんてとっくに忘れ

別のこと(体がきつい、点を取らなきゃ)を考えてしまう

これは現代社会の荒波に揉まれる姿に似ていると教えてもらった


そこから僕は、

内的な動機で突き進むことの難しさと

ただの1つであれ意識と行動の連続(信じ続ける力)の先には

確かな価値が、自分の一部になると学んだのである


5つを意識すれば全てを忘れ、

ただ1つを意識すれば、それは自分の中に生き続ける

きっと人はそうやって変化していく

新しく生まれ変わっていく


今日も、意識できることは 「ひとつだけ」





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