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人口密度の低い田舎でマスク着用率が高い理由

東京に行く機会があった。

「行く機会があった」っていうことは、そういうことです。
僕は、わりと田舎の方に住んでいます。

緑や田んぼが多かったり、国道がなかったり、コンビニがない、というほどじゃないけど、都会の人から見たらだいぶ田舎だよねっていう感じの場所です。

東京には子供と新幹線で行って、電車でブラブラした。

子供が行きたい場所が中心だったけど、田舎と比べたらどこでも人が多くて、「すごい人だなー」なんて何度も思った。

コロナも落ち着いたことで、マスクをかけてる人が少ないのが印象的だった。

電車の中でも、人混みの中でも、けっこう少ない。

コロナが蔓延していた頃はみんな必ずマスクしてたはずだけど、こんな人が密集してる場所でマスクしてないし、多くの人は「普通の生活」に戻ってきたんだろう。

そんな東京散策だったけど、僕は行きの新幹線ではマスクをしていた。

そして東京でたくさんの人を見ているうちに、マスクをしているのがバカバカしくなり、マスクをゴミ箱に捨てた。

そんな体験をしたからだろうか。

ある日曜日、子供を連れて自宅から車で30分の公園へ遊びに行った。

周辺は、「緑や田んぼが多かったり、国道がなかったり、コンビニがない」という典型的な田舎風景。

汗をかきながら遊具で楽しそうに遊んでいた。

帰り道にたまたまコンビニを見つけた。

「こんな場所にコンビニがあるのかー」なんて思いながらも、店内には5人ぐらいお客さんがいた。

OL、小学生、おじいちゃん、おばちゃん、とか。

そして、その全員がしっかりとマスクをしていた。

東京ではマスクしている人が少ないのに、こんなに人口密度が低い場所でマスク着用率が100パーセント。

たぶん、田舎は都会よりも横のつながりが強いから、他人の目も気にしやすいだろうな。

人と同じ行動をしていない人が目立つ日本人の特性は、田舎では顕著に現れるはず。

ちなみにこの話をすると都会に住んでる人は驚くけど、現在田舎ではスーパー等の店に入るとかなりの確率でマスクをしている。

・出かける時にはマスクをする
・お店に入る時はマスクをする
・もちろん、お店の店員さんはほぼ必ずマスクをしている

こんな感じです。

田舎暮らしに憧れる人もいるけど、「村八分」は姿を変えてあるんだよなーって思う。

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