しあわせな循環
断捨離って言葉がどうもしっくりこない。
説明する時にわかりやすいので「断捨離」を
キーワードとして使っていますが、
その度に違和感があります。
スペースを空ける大切さもわかっているし、
そのために手放すのもわかる。
ありがとうと言って感謝をする…
それもわかるんだけど、
どうにもこうにも感謝しても
100%にならなかったのがあった。
それは、「靴!」
そう思っていると不思議と
必要な情報はどこからともなく届いてくるもので
デザイナーをされているクライアントが
新しいデザイン研究のために靴を探しているとおっしゃったので
状態が良い靴を4足ほどお届しました。
ウェッジソールのサンダルは夏にピッタリ。
素敵なデザインにしていただいて…
あれ?
これは断捨離じゃないのか?
なぜすんなり手放せたのだろう…
相手がクライアントというよく知っている仲間であること、
そして、今の靴の「個性」を生かしたまま
デザインという形で息を吹き込んで、
新しい作品にしてくれるからではないかなと思いました。
「履く人も・履かれる靴も・デザイナーさんも
元オーナー(という言い方でいいのかな?)の私」も
喜ぶ循環になったら嬉しいです。
きっと想像を超えたセンスと魂が
吹き込まれるんだろうな(*^-^*)
ニューヨークでデザインされるそうなので
今は、どのような生まれ変わりを果たすのかが
楽しみで仕方ないのです。