人工林、天然林、天然生林

どうも、小倉丈一郎です！

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

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【人工林、天然林、天然生林】

人工林、天然林、天然生林の3つは
人手の関わり方によって区分されます。

人工林は植栽や播種によって
更新した森林のことをいいます。

植栽後の手入れや間伐等の保育を
必要とする性質をもった森林です。

天然生林とは伐採などの人為の攪乱によって
天然更新し、発達段階の途中の状態にある
森林のことをいいます。

天然更新したあとに間伐などの
手入れをしたり、収穫行為のされている
森林も天然生林と呼びます。

天然林とは強風や火災などの自然攪乱
によって天然更新し、あらゆる発達段階を
含むような人手の加わらない森林です。

人手によって伐採された後に成立した
天然生林も時間がたってその痕跡が
小さくなった森林は天然林と呼ばれます。

人工林が植栽や播種したもので
あるのに対して、天然林と天然生林は
天然更新した森林であるところに
大きな違いがあります。

また天然更新した森林の中でも
人手の入り方によって天然生林と天然林での
違いがでてきます。

間伐を行う際は対象の山が
発達段階のどの段階なのかを
把握することが重要です。

今の発達段階を把握できなければ
将来目標とする林型を検討することが
できないからです。

山からは以上でーす！
またあした！