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ドキンちゃんと小山田圭吾の共通点について【ラジオ台本】
※音声はこちらから!
はい、今日はですね、ドキンちゃんとオリンピックの音楽担当を解任させられた小山田圭吾の共通点について話したいと思うんですけど、ドキンちゃんってのはあのアンパンマンっていう国民的アニメに出てくる体が赤くて、食パンマンがどんなことをしようが全肯定で愛してしまう、ホストクラブがあったら絶対貢いでしまうであろう、あのドキンちゃんのことです。
あのドキンちゃんが小山田圭吾とどう共通点があるのか?という話なのですが、
アンパンマンっていうアニメがあると思うんですけど、あのアニメの中で一番悪いとされてるのってのは基本的にはバイキンマンだと思うんですよね。
ただ、私はあのアニメの中で群を抜いて圧倒的に一番悪いのは、バイキンマンではなくドキンちゃんだと思うんですよ。
何でかっていうと、これ実際に最近のアンパンマンの放送の中であったドキンちゃんが悪いということがわかる象徴的な話なんですけど、SLマンっていう機関車トーマスみたいな感じで、SLに顔がくっついたキャラクターがいるんですけど、そのSLマンをバイキンマンとドキンちゃんが散歩中に見つけて、そこから特に理由なく執拗に追っかけまわすっていう話があったんですよ。
で、山の中とか、トンネルの中とか執拗なほど追っかけまわした挙句、最終的に崖の端まで追いつめたときに、バイキンマンの横に乗っていたドキンちゃんがバイキンマンの耳元で、半笑いでニヤニヤしながら「崖の上から突き落としちゃいなよ」って小声で言ったんですよね。
それ見て私は「えーーーーーー!!!」っと思って、「なんてひどいことを言うんだドキンちゃんは!」と思ったんですけど、そのまま普通に話は進んでいって、バイキンマンも「いいね、いいね!」なんて言ってドキンちゃんの言葉通り崖の上からSLマンを突き落としちゃったんですよね。
で、バイキンマンっていうのはただ純粋に悪いことをしたいだけの生き物なので、ある意味覚悟が決まってるというか、誰にどう思われようが自分は悪いことをするんだという強い意志を持って生きているので、そこでSLマンを崖から突き落とすのはまぁ良くはないですが理解はできるんですよ。
で、そのままSLマンが崖から落下している所に運よくアンパンマンが通りがかったので、地面に叩きつけられる直前にアンパンマンに救われて、「ありがとうアンパンマン」なんて言って、SLマンは一命を取りとめたんですけど、あれアンパンマンが通りがかってなかったらSLマンは完全に木っ端みじんになって死んでたと思います。
そんな自分の手は汚さず裏でバイキンマンを操るひどいドキンちゃんなのに、何故かあのアニメの中ではそんなに悪いとは思われていなくて、なんなら街の人達もバイキンマンのことは全然受け入れないのに、ドキンちゃんはちょっと受け入れてる感じ出すじゃないですか?
一緒にお祭りの準備したり、クッキー食べたり、パン食べたりして。
あれ学校で言ったら先生や親の前では優等生なのに、裏ではいじめっ子や不良にイジメのアイデアを提供している影のボスみたいな、そう!ここで冒頭の話と繋がるのですが、小山田圭吾みたいな感じだと思うんですよね。
「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイデアを提供するだけ(笑)」と言っていた小山田圭吾みたいな。
だからドキンちゃんなんて、本当は小山田圭吾がオリンピックの音楽担当を解任されたのと同じようにアンパンマンの世界から解任されてもおかしくないはずなんですよ。
だから、私はあのアンパンマンの世界で本当にひどくて悪いのは私はバイキンマンじゃなくて、ドキンちゃんだと思うんですよね。
これが私が考えるドキンちゃんと小山田圭吾の共通点です。
ではまたー。
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