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ジョンホンの身辺雑記_11

よく知人・友人と色々な場所でバッタリ会う。

一番驚いたのは、ヨーロッパの高校で仲良かったコリアンの友達。まだネットも一部の人にしか使われていなかったIT革命の年、2000年に卒業してから8年間一度も会っていなかったし、連絡さえとったことがなかった。
が、2008年に韓国に住み始めて二日目にソウルの映画館の前でバッタリ再会し、お互いに同じ映画(『ハンコック』)のチケットを買っていて、共に映画を観た。

「奇跡」というよりは、「縁」なんだと思う。

なんでこんな話をしているのかというと、今日上野を歩いていると大男にガッツリ腕を掴まれ、キャッチかと思って振り返ると、知り合いの男だった。

彼は歳下のバイタリティ溢れる子で、俺とはやや(良くない意味での)因縁がある。

またLINEを交換しましょうと言われ、スマホで彼のQRコードを読み取ると、「(俺が彼を)ブロック中」と表示され気まずかった。

彼とは2019年に韓国で仲良くなり、その後俺がトラブルに見舞われ大怪我したときの加害者と俺と彼は三人でよく呑む仲だった。

その加害者と「俺はもう関わりを断つから、お前が今後も彼と親しい仲でいるのならもうお前とは関われない」と告げ、彼の怒りを買い、縁を切った……はずだった。

(共通の友人に有ること無いことを吹き込んでいたのも知っていたので、もう信用できないと思っていた)

すると、2021年に歌舞伎町近くでバッタリ会った。
そのときは彼に少し冷たい態度をとって軽くあしらって去った。

しかし、今日またバッタリと会った。
やはり、彼とは「縁」があるのだと思う。

LINEで「今度ふたりで呑みませんか?」とメッセージがきた。

今後の人生で、俺と彼が交わることはあるのだろうか……。

『ピューリツァー賞』を受賞した、
白い布で包まれた亡くなった子供を抱く親の写真。
ガザの民の写真だ。

映画は写真の連続(フィルムであれば写真24枚/秒)なのだが、写真一枚でこれだけの力を持つこともある。

疲れた。
寝ます。

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