なぜ会社の壁にはグラフが貼られているのか?
あらゆる会社の壁という壁に貼られている、何かしらのグラフ。
売上目標
良品率
不具合の数
その他もろもろの数字
何か重要な数字ではあるのだろうが、果たして意味はあるのだろうか?
今回はあらゆる会社の壁に貼られているグラフが、何の意味もないという根拠を3つ発見した。
1.見るタイミングがない
2.単価がハンパない
3.改ざんが可能
それぞれ解説していきたいと思います。
1.見るタイミングがない
まず会社の壁に貼れているグラフは、見るタイミングがない。
仕事中に壁に貼られたグラフを見ていると「仕事をしろ!」と怒られる。
かと言って休み時間は休まなければいけないので、グラフを見ることはできない。
つまり、会社の壁にはられたグラフは、どうやっても見ることができないというパラドックスが生まれるのである。
2.単価がハンパない
会社の壁に貼られているグラフは、魔法のように無から現れたわけではない
上司が何時間もかけて、丹念に作成したものだ。
時給換算で言うなら何千円もの時間を費やして書いたグラフ。
しかもフルカラー印刷。
そんな高価なグラフが誰にも見られずに、ただの裏紙になってしまう運命(さだめ)なのだ。
価値がないのならまだしも、事業の中で完全にマイナスになってしまっている。
3.改ざんが可能
数字を改ざんすることは法に触れるかもしれないが、見せ方を工夫することによって自体が良くなっているかのように見せかけることは問題ない。
実態がどれだけ悪化していようとも、隠そうという気持ちがあれば、いくらでもそれらしい数字に変換することができる。
(私のような)下々の者たちに言いたくないことを、隠さずになおかつ非常にわかりづらいように開示する、、、
グラフのそもそもの起源はそんな使い方だったのではないかとさえ思えてくる。
どうあがいてもじっくり見る機会のないグラフを、わざわざ解明しようという輩もいるはずがない。
グラフのせいで、会社の汚点はさらにわかりづらくなってしまうのである。
まとめ
以上3点の根拠により、会社の壁に貼られているグラフは何の意味もないどころか、無駄な時間を更に増やし、改善すべきポイントがなおさらわかりづらくなるという危険性を持っている。
会社の壁にはどれだけの数のグラフが貼られているのか?
その数が多ければ多いほど、会社には隠したい事実があるということ。
逆に壁に貼られているグラフが少ないほど、その会社は優良だ。
あなたの会社はどっちですか?
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