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イタリア滞在62日目

ほんとに好きなものってなかなか言葉にできなかったりしますよね、シリーズ。大好きなワイン醸造家のところへ遊びに行きました。ヴェネトのヴァルポリチェッラ、L'ArcoのLuca Fedrigoです。

ゆっくりの電車と早い電車があって、ゆっくりの電車だと安いので早起きして行きました。6時起き。4時間睡眠。
朝は霧がいっぱいでしたが目的地に近づくにつれて晴れてきた。2等席に座っていたのですが行きも帰りもすごく混んでいた。なんでだろう?
電車の中を巡ってカードを置いていく人がいた。仕事がなくて子供を養っていて恵んでくれ、という内容。イタリアはこの手の物乞いが多い。
早朝のPorta Nuova駅。行きたいワイナリーの最寄り駅はヴェローナ。ここからバスで40分ほど。
タバッキにて
チケットを買います。遠くへいく時は往復分も買っておかないと買う場所がなかったりするので。1.3ユーロだったかな
バスの進行方向
バスに乗るのだけど、どうにも行く方向が合っているか怪しいなと恐る恐るバスに乗ったら逆方向。大きな駅からのバスだからてっきり始発だと思い込んでしまったのだけど、ここは通過点でしかなく即ち逆方向のバスも通っていました。正しいバス停はB2ではなく
D2。
駅前から少しだけ歩いたところにある
21番のバスに乗りました。バスはこれの他にもいくつか走っている。
21番のバスに乗りました。バスはこれの他にもいくつか走っている。
逆方向のバスに乗った時の絶望感たるや。早めに行ってよかった。
Santa Maria Strada Nuova Bで降りて10分ほど歩いたところに農園はあります。すぐ隣では車がビュンビュン走ってる
感動しちゃうよね
アポなしはお断り、と書いてある。
ここから先の体験はプレシャスなので後半に書きます。


飛んでヴェローナの街に戻りまして。


ランチはLucaにお薦めしてもらったLa grigriaへ。
おすすめのプリモを頼む。Bigoli al torchio con ragu di chianina al coltello。トルキオという器具で作ったビゴリとキアナ牛(仔牛)のラグー。知らない香りが混じっていたのが少し面白かった。麺はいわゆるピーチです。
こちらはお薦めしてもらった肉。黒トリュフがかかっている。
コントルノ。ズッキーニが美味しかったな。
帰り際にリモンチェッロをサービスしてくれた。リストランテ行くとこの手のサービスが多いというか、イタリアの店の良し悪しって料理の味ではなくサービスのレベルで決まっているのではと感じ始めている自分がいます。
まだ日が昇っていたのでヴェローナをお散歩します。ヴェローナは旧市街が残っている街。今回は行かなかったけれどジュリエットの家がある。
クリスマスマーケット。
La grigriaの前にたまたまナチュールワインを扱っているお店が合ったので
1杯飲みました
ミラノより安い
平日昼間から談笑しているイタリア人
ヴェローナと言えばパンドーロなので手頃な価格のを探します。ここのは高かかった。
ここはヴェローナで最も歴史あるパンドーロを扱っているお店。ここは作ったものを運んでいるだけのポップアップショップ。小さいのを一つ買ったけれど美味しかったのでお薦めです。
天然酵母!
パックされているパンは須く美味しくない主義を持っていますがパンドーロとパネットーネに限っては撤回します。
クリスマスマーケット、2つあった。
これは帰りのバスの方向を間違えた図です。ぐるぐる回ってどっちに乗ったらいいかわからーん!
1日にバスを2回も乗り間違えるなんて初めてですが、いー景色が見られたのでよしとします。


前半の続きです。

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不定期連載。実験的に始めます。買い切り。

イタリア滞在期(2022.10~)を連載中です。イタリア料理、ナチュラルワイン、日々のこと。エッセィ。

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