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世界の戦争 本題

長くなった導入を承けて、ここからが本題である。導入の冒頭で述べたが、講演の要旨部分を引用の形で示す。

そもそも世界とは

ハマスの人質解放のニュースは、はじめ”13人が解放”でその後タイ人などがこの人数とは別に解放されていて、結局17人が解放されたという。英文の記事にはタイ人の人数などは書かれていない。これが欧米の世界観。イスラエル人以外はおまけにもならない。

イスラエル人という部分も補足(後述)が必要だが、とにかく白人社会のニュースが世界のニュースというのが、今現在も続く”世界”である。

世界の戦争のはじまり方

250人という数字、兵士でも民間人でも、この数字の自国民の犠牲は戦争を意味する。歴史的に見てもアメリカのアラモ砦(テキサス併合)、メイン号爆沈(米西戦争)はこのあたりの数字であり、パールハーバー(真珠湾、日米戦争)は戦闘員で2000人弱、今回のハマスの奇襲は民間人を含めて1400人弱と、戦争が始まる数字で、実際戦争になっている。

戦争の目的

戦争の究極の目的は民族淘汰である。その方法は男は子供も含めて皆殺し、女も処女以外は皆殺し、腹に子供がいたら子供を引きずり出して殺す。
旧約聖書民数記にモーゼの言葉として記述があるし、アメリカがインディアンと戦うときもまず銃後の女子供を皆殺しにしてきた。中国共産党がウイグル人に対して行っていること(不妊手術等)も発想は同じ。

無駄のない話しぶりで、実際に聴けば補足すべきところはない。
ここまで書けば(引用すれば)、導入の最後に述べた、世界の戦争の標準とは何かということがわかる。すなわち戦争とは皆殺しを目的とするもので、日本は銃後の都市無差別空襲や原爆投下によってその一端を垣間見たのである。

ここまでで本稿の目的は達せられた。また長くなったので、講演で挙がったイスラエルとハマスの戦いを、実例として次の記事で述べる。

文責筆者


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