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人はなぜ、一度世界を旅するべきなのか。その理由

若者は世界に出たほうがいいだとか、そういう話を色々聴く。

一度自分なりに、いま旅をしている身としてなんでそう言われるのかについて考えた。

日本にいてはありえない感覚に出会える

日本社会で、その中で組織に属して、
例えばいい大学、みんなが知ってる大企業
その中で良いポジションをもらって、、
俺は偉いんだぞみたいになる。

でも、世界に出ると、ただの人間になる。

地球という壮大なフィールドにポツンと一人で立ち、生きてゆくことになる。

世界にとってはそんなステータスは関係ない。
明日を生きる事に必死な国もある。

また、アメリカに行った時には、経済的に裕福で、寛容な人に出会った。
その人からは、お前はこの人生で何を信念に持って生きてきたのか。
それを聞かれた。

自分の国の、組織の中で積み上げた地位や名誉、そんなものは、余程の有名人でもない限り他の国では関係ない。ただの1人の日本人として扱われる。

その時には、その人の人間力のみ見られる。
自分は人間として、何を知り、何ができるのか。
そこと見つめ合う事になる。

だから恐らく自分の道をしっかり進んでいる人は、相対的に色んな国に1人旅をしている人が多いんだと思った。

逆にそういう事に否定的な人の中で、恐らくそういった経験をしている人は極めて少ないと思う。
またそういう否定的な人は極めて安定思考で、色々愚痴を吐きながら現状維持をしている人なんだと思う。
実際僕の周りにもそういう人はいる。

別にその日々が幸せだというのなら構わない。
幸せの在り方なんて人それぞれだから。
しかし、もし現状に不満を感じていて、幸せではないのなら、何かアクションを起こすべきだとは思う。

ただ注意してほしいのは、友達と旅行をするのでは、これは絶対に感じれない。


友達といると、その中で助け合ってしまうから。
それは会社や学校という組織の中にいるのと変わらないから。
自分しか頼れる人がいないという時にこそ、自己を見つめられる。
ローカルにも触れられる。
人は一人では生きてゆけないんだと本気で実感できる。
今ある幸せを、大切にしようと思える。
これは一人旅をした人にだけわかる事だと思う。

組織というでかい看板を背負って、その中に居てしまうと、自分が見えづらくなる。なんだかよくわからないけどモヤモヤしたまま生きてしまう。
だから、一旦、生まれた時と同じような1人の人間に戻って、己を見つめ直す。

自分は何がやりたいのか。
自分は何が幸せなのか。

ポルトガルの友達。みんな楽しそうに生きていた。

1人旅はそれを考えるきっかけになるんだと思う。
だから、そういった事を経験した人たちは、みんな口を揃えて同じような事を言うんだと思う。

旅をする目的とか、意味とか、深い事を考えず、草原をかき分けるように突っ走ってみてほしい。
きっと素晴らしい景色、人々に出会える。
実際に、旅をしてきた人で「旅なんてしなければよかった」という人に出会ったことは一度もない。

逆に、様々な経験をしてきた人達は、皆口をそろえて旅の思い出を語るのだ。
だから、恐れることは何もない。

旅立ちの時が来た。そう思った日が吉日。

元気よく、いってらっしゃい!!良い旅を👋



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