GX200散歩
台風の気配を感じながら、午後目からRICOH GX200を片手にスナップ散歩をした日。久々に意味なく街を歩いた。知った街だから知り合いとも出会って「何してんの?」と聞かれた。そりゃそうだろう。お盆におじさんひとりでカメラだけ持ってウロウロしてたら「何してんの?」か「大丈夫?」くらいしか掛ける言葉はなさそうだもの。
何時間か歩きながらずっと小首を傾げる自主練の時間。大昔のデジカメでサクサク傑作を撮りたかったけれど、結局いいのかなぁ…という写真は10枚くらいしかなかった。数重ねていくしかなさそう。
特にこの2枚はフラッシュ撮影した写真でだいぶ気に入った。フィルムカメラか?何時代だ?となる写真。
スナップ散歩は気付けば10キロ歩いていた。わずかな時間だったけれど、そこには間違いなく無心にシャッターを切る私がいた。無心の時間を過ごしたければ、どんなものでもいいから写真機一台持って街へ飛び出すに限る。スマホのカメラではなく、写真機がいい。知った道なのに撮影の目で見ると、まったく気付かなかったことに視線が届く。不思議なものです。
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