30歳以降に起業したIT系創業者(米国)

Facebookのザッカーバーグ、Microsoftのビルゲイツ、Googleのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、Appleのスティーブ・ジョブスなど彼らは若くして現在のグローバルトップ企業を立ち上げているが、Amazonのジェフ・ベゾスは30歳、最近流行りのSaaSを中心に30歳以降に創業した企業も多くある。

こういう状況を見ると、BtoBを中心に20代で業界や職種を深く知り、その後その課題に対するソリューションを考え、社内で提案するかしないかは別として、結果的に創業してうまく進んでいったケースが多いようだ。もちろんそうだが、それをグローバルまで持っていくことができるか?というのがまた大きな課題で、日本では日本語の壁により国外でうまくスケールする姿をみれず、やはり英語圏のアドバンテージから米国のサービスなどがスケールするケースが多いのではないだろうか。

下にベゾス以下4名の大学卒業後のキャリアを記載。特に最近流行りのZoomのエリック・ヤンは40歳を超えての野心家だ。

1. ジェフ・ベゾス(1964年生まれ、30歳でAmazonを創業)

1986年にプリンストン大学を卒業したベゾスは、金融決済システムを手がけるスタートアップ企業Fitelに就職。開発部門と顧客サービスの責任者を経て、大手金融サービス会社バンカース・トラストに転職しプロダクト・マネージャーとなり、銀行業界で1990年まで働いた。1994年まで新興のヘッジファンドのD.E.ショーで仕事をし、30歳のときにはシニア・バイス・プレジデントに昇格。

D.E.ショーに在籍中の1993年後半に、ベゾスはオンライン書店を始めることを決めており、その後D.E.ショーを退職しニューヨークからシアトルへの移動中に事業計画を書き上げ、自宅のガレージでAmazonを起業した。1994年7月。(wikipedia参照

2. リード・ホフマン(1967年生まれ、35歳でLinkedinを創業)

1990年、スタンフォード大学で学士取得し卒業、1993年には哲学の博士号を得るためオックスフォード大学へ進学。1994年にはアップルコンピュータに入社し、初期段階のソーシャルネットワークであるeWorldの開設を担当。後にFujitsuで働き、1997年に最初の企業であるSocialNet.comを共同開設。2000年にSocialNetを辞め、創業2年目のPaypalの最高執行責任者なった。ちなみに2002年に15億ドルでPayPalがeBayに吸収された際には、ホフマンは副社長だった。

2002年12月、SocialNetで同僚だった2人と大学時代のクラスメート、Fujitsuで同僚であった1人と共にLinkedInを共同開設した。LinkedInはビジネスに焦点を置いたソーシャルネットワークの一つとして2003年5月5日にリリース。PayPalで同僚だったピーター・ティールとキース・ラボワがLinkedInに投資した。(wikipedia参照

3. マーク・ベニオフ(1964年生まれ、34歳でSalesforceを創業)

1986年に南カリフォルニア大学で経営管理の科学学士号を取得後、Oracleに入社、23歳でルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、3年後、最年少の副社長に昇進した。13年間在籍する中で販売、マーケティング、製品開発のさまざまな役員職を歴任。

1999年3月にサンフランシスコの賃貸アパートでSalesforceを設立、その使命をマーケティング声明で「ソフトウェアの終わり」と定義した。それは今は当たり前となった"SaaS ( Software as a service)"であり、彼はSaaSの伝道師となった。また後に"Platform as a service"としてSalesforceの領域拡張を宣言していった。(wikipedia参照)

4. スチュアート・バターフィールド(1973年生まれ、36歳でSlack(正式名称:Slack Technologies inc.)を創業)

4. エリック・ヤン(1969or1970年生まれ、41歳前後でZoom(正式名称:Zoomビデオコミュニケーションズ)を創業)

中国の山東省泰安市に生まれ育ち、山東科技大学で応用数学の学士を取得し、中国鉱業大学で鉱山工学修士号を取得。卒業後は日本で4年間働き、1994年に日本で講演を行ったビル・ゲイツに触発され、シリコンバレーに渡る。1997年に9度目のトライでビザを取得し、英語をほとんど話せないまま渡米した。

1997年に入社したWebExは、2007年にシスコシステムズに買収され、その時にエンジニアリング部門の副部門長になる。その後、2011年にシスコの経営陣に対してスマートフォンで使いやすい新たなビデオ会議システムを提案したが却下され、ヤンはシスコを離れZoomビデオコミュニケーションズを設立した。2019年にIPO、今では多くの人が知るZoomとなっている。(wikipedia参照

キリスト教福音宣教会のクリスチャンとしては天命を受けるのはいつでもあると思っている。30でも40でも50でも。

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