最近、ブルーライトについて目にする機会が増えてますよね。メガネ・日焼け止め・タブレットなどなど。ブルーライトだけじゃなく、赤外線がお肌に悪いっていう話も嘘か誠か聞いたことがあります。どこまでがスキンケア業界のマーケティングで、どこまでを実際に気をつけるべきなのか、見ていこうと思います。
結論から言うと、ブルーライトが肌に悪影響をするのはほぼ確定のよう。これを受けて、日焼け止め業界では、単に紫外線ブロックという枠を超えて、多様な効能を持つ日焼け止めがトレンドとなっています。パート1では、太陽光についての基本を復習しつつ、UV以外の光線(例えばブルーライト)による肌ダメージがこんなに注目を集めている背景を読み解きます。次回公開するパート2では、そういった背景をもとにスキンケア業界がどのように日焼け止めを進化させようとしているかについてお届けします!
はじめに
参考にしたのは皮膚がん財団の記事です。
正確な情報を記載するように心掛けてはいますが、誤解を招いたり誤りが含まれている可能性もあります。また、ここに記載されている事実が、あなたのお肌に当てはまらない場合もあります。もし気づかれたことがあればご一報いただければ有難いです。
では、本題に入ります!
光の種類
恐ろしい話です^^;
学校で昔習って良くわからなかった話だ^^;
以上をまとめると、光には、見える光と、見えない光があって、見えない光には紫外線と赤外線があるって話ですな。そして紫外線の中にはUVAとUVBがある。
それくらいの話なら着いていけそうです。
では、一つずつ見ていきましょう。
UVB
290〜320nm。日焼け(赤焼け)を引き起こす。
1980年代初頭といえばアラフォー筆者が生まれたころ。その頃は紫外線が悪いということはあまり知られてなかったんですね。ちょっと意外。筆者がかつて日本の病院で働いていた時は、「紫外線は百害あって一利なし!ビタミンDのために日に当たれって言ってたのは大昔の話よ!」と皮膚科の先生が口酸っぱくしていました。時代の変遷とともに、「当たり前」がこんなに変わるのにはびっくりです。
UVA
320〜400nm。肌が小麦色になる日焼け(茶焼け)の原因で皮膚のエイジングを促進することが知られている。
つまり、UVAをブロックすることはめちゃくちゃ重要。日焼け止めを買うときはSPFを指標にしがちだけれど、こんな記事を見ると、PAを指標にしたくなります。兎に角、1にも2にもUVAをブロックせよ、とのことのようです。
可視光線
400〜700nm。フリーラジカルを皮膚に発生させることが知られている。
なんと、ブルーライトは肌にフリーラジカルを発生させるのですね!フリーラジカルとは、皮膚のエイジングを引き起こす一番の悪役です。個人的には、筆者が飲む日焼け止め・ビタミンCなどのいろんな抗酸化成分を使って撃退しようとしている天敵ではありませんか。
今使ってる日焼け止めってブルーライトをブロックしましたっけ?少なくとも筆者が持っているアネッサには、ブルーライトに関する表記はない気がします。ということは、ブルーライトによるエイジングにはこれまでノーガードだったってこと!?頑張って日焼け止め塗ってきたのに、悲しい。塗らないよりは塗った方がマシだったんでしょうが。正直もっと早く知りたかったです。
赤外線
700nm〜1mm。肌の深部にまで貫通する。
とゆうことは、現時点では、赤外線からのブロックは考えなくて良いということですね。10年後に、この辺りがどう変化しているのかはわかりませんが、とりあえず筆者はブルーライトと紫外線のブロックに専念しようと思います!
まとめ
いかがでしたか?
紫外線だけでなくブルーライトからも肌や眼を保護した方が良いということは、専門家の間ではほぼ確定しているようでした。
次回のパート2では、今日ご紹介したような背景を受けて、最新の日焼け止めのトレンドを配合や効能面からご紹介します。もしよかったらご覧になってください^^
では良い1日を!
参考文献
画像引用元
https://times.abema.tv/articles/-/8631723
Getty Image