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指導者としてのバスケ

最愛の教え子たちが
9/10に行われた秋季大会の結果をもち、
ついに引退してしまいました。
彼女たちと関わり始めて約1年。
ついにこの時が来てしまったと思うと
ほんまに寂しい限りです。

入学してきた新しい1年生との出会い、
2年生の成長、3年生の引退。
出会いがあれば別れもあることは世の常ですし、
自分たちの元を離れてからの成長に
期待をすることもまた指導の醍醐味とはいえ
寂しいもんは寂しいです。

自分でリミットを決めて引退をしない限りは
永遠に続けることができる社会人バスケのカテゴリに長く身を置いたせいで忘れかけていた感覚が蘇りました。

体育教員を志して入学した大学でしたが、
教職の授業を受けたり、実際の教員の話を聞き、
自分のやりたいことと教員の実情を知り、
一度は志すのを諦めた指導者の道。

ご縁あって、大学時代の友人が顧問を務める中学校の外部コーチとして土日祝中心に指導できる環境が生まれ、今の教え子達に出会うことが出来ました。

指導歴も長くなければ、
プレーヤーとしても未熟が故に、
自分が指導することが本当に彼女たちのために
なってるのか悩む日もたくさんありました。

自分が見るようになってから急成長した子、
伸び悩んだ子、我が道を進む子(笑)。
全員に合った指導は無いとはいえ、どうにかしてギャップを埋めてあげたいと接し方から変えてみたり...
手探りの毎日でした。

あの時もっといい声かけが出来れば、
あの試合の時もっと冷静になって指示が出来れば...
後悔だっていくらでもあります。

ただ、彼女達が最後のミーティングの時に
見せてくれた清々しい、やり切った表情を見て
心が晴れました。

次のステージでの活躍ももちろん楽しみ。
強豪校に進みたいやつ、普通の高校で楽しくバスケしたいやつ、バスケとは別の道へ進むやつ。
全員の今後が楽しみです(みんな学力に不安しかないとのことなので進学できるかが1番の不安...)!

そして彼女たちが20歳になったときに
あの時はあーだった、こーだったと文句を言いながら一緒に酒を酌み交わして思い出話に耽りたいなぁ、
と顧問と2人で酒を交わしながら話をしていました。

ちなみに現在24歳(25歳の代)。
彼女達は14歳(15歳の代)。
お酒を飲めるようになるころには30歳。。。
なんか色々と衝撃です。笑

23歳にして家庭を持った自分にとって
プレーヤー、指導者、どちらも本気で取り組むことのできる時間は限られてます。

日常の全てをバスケに費やすことは出来ない。
限られた時間の中で成果を出せるよう
精進しなければなと改めて感じました。

俺と一緒にバスケしてくれてほんまにありがとう!
みんなのこれからを心の底から応援しています。

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